風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

「逃げなさい」(マタイによる福音書24:16)

休暇で出かけた夫が、帰途、地震に遭い、一日帰るのが遅くなった。
それで水曜の祈り会はまた家庭礼拝暦によって御言葉に聴いた。

マタイによる福音書24章15節から28節。

預言者ダニエルの言った憎むべき破壊者が、聖なる場所に立つのを見たら――読者は悟れ――、そのとき、ユダヤにいる人々は山に逃げなさい。屋上にいる者は、家にある物を取り出そうとして下に降りてはならない。畑にいる者は、上着を取りに帰ってはならない。それらの日には、身重の女と乳飲み子を持つ女は不幸だ。逃げるのが冬や安息日にならないように、祈りなさい。(24:15~20)

15節から20節を読んで、“津波てんでんこ”を思い浮かべた。
そして、後ろを振り返って塩の柱となったロトの妻を。

振り返らずに、主の方へ顔を向けて進むことを思った。



聖書には、「逃げる」ことを勧める言葉が多く語られているように思う。
そして、その「逃げる先」とは、「主の元」だ、と思った。

わが子よ、あなたがもし隣り人のために保証人となり、他人のために手をうって誓ったならば、もしあなたのくちびるの言葉によって、わなにかかり、あなたの口の言葉によって捕えられたならば、わが子よ、その時はこうして、おのれを救え、あなたは隣り人の手に陥ったのだから。急いで行って、隣り人にひたすら求めよ。あなたの目を眠らせず、あなたのまぶたを、まどろませず、かもしかが、かりゅうどの手からのがれるように、鳥が鳥を取る者の手からのがれるように、おのれを救え。(箴言6:1~5)



下は、雨で折れてしまったグラジオラス。