海のしずく固めたような七宝の青を飾れば胸にひろがる
私はほとんど身を飾るということをしない。日曜の礼拝の数時間だけ口紅をつけ、服に合ったペンダントをつけるぐらいで、普段はアクセサリーを何もつけない。けれど、若いときに貰ったペンダントを後生大事に持っていたりする。今ではほとんど身につけないのに・・。
スランプの君が向かひし壁打ちの壁は今も母校に立てるを
真夏のテニスコートに持て来たりし檸檬の輪切り君に手向けむ
これは、学生の頃の友の遠征先でのおみやげ。若い頃は良くつけていたのだが、この頃は全くつけない。でも、とても気に入っている。石川に行ったと言っていたから、九谷焼かも知れない。
こっちは本当に七宝焼き、これも若い頃貰ったものでとても気に入っているのだけど、自分には似合わない気がしてほとんど身につけたことがない。上の歌は九谷焼のペンダントを詠んだもの。