以下の内容は私の思考過程のものであり、間違いが含まれているかも知れません。
● <不適切な画像検査>撮影増は病院利益 被ばくリスク考慮を
海外では、医学的根拠を基に価値が低いとみられる検査や治療をリストに挙げて、過剰な医療行為を見直す動きがある。(略)
「数年前、経営サイドから『もっとCT検査をするように』と催促の紙が回ってきたことがある」。関東地方の民間病院で働く医師はこう打ち明けた。…。医師は「CT装置の稼働率を上げたかったのだろう」と推測した。
(中略)
日本の外来は、診察や検査をすればするだけ病院やクリニックの収入になる出来高払い。だが、検査料は1回約1万円と海外に比べ安く、「病院やクリニックはCTの検査の数を増やそうとしがちだ」(大学病院放射線科教授)という。
(中略)
専門家である放射線科医が、不適切な検査を止められない事情もある。患者の情報を一番多く持っているのは主治医で、不安感なども考慮した上での判断に反論するのは現実的には厳しい。ある大学病院の放射線科医は「『検査が必要かどうか決めるのは主治医だ』と罵倒されたこともある」と力なく語った。(抜粋引用)
日本の医療界は医者が絶大な権威を持っているようだから、なかなか薬剤師や栄養士、作業療法士や理学療法士までを含めたチーム医療が実現しないように思う。(ミルトス)
夫が心不全で入院した時、主治医から、「タレントの前田建さんが亡くなったのは虚血性心不全、ご主人はうっ血性心不全」だと説明を受けた。
私の母は虚血性心不全で亡くなった。施設で午後3時頃、ベッドから起こして貰って車椅子に座らせて貰い、しばらくおしゃべりしていたと思ったら、亡くなっていたということだった。
動脈硬化や血栓がある場合などは別として、電解質バランスの観点からだけを考えると、虚血性心不全とうっ血性心不全では状態が真逆のように思える。
川端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』の「長期間の寝たきりが人体に及ぼす影響」の中に「血漿量、全血量の減少」、「骨中のカルシウム、リン、ナトリウムが1か月につき0,5%の率で減少」すると記されている。
母の場合は10年ほど車椅子の生活だったので、足の筋力を使うことはほとんど無かった。筋肉を使わなければカルシウムは活性化されないようである。それで血液を心臓に戻す力がなくなっていたと言えるように思うが、長い寝たきり生活では血液量も減少するというのである。私の母の場合は、多血症で瀉血もしていたということも影響しているとは思うが・・。
足が立たなくなったというとすぐに車椅子生活を思い浮かべるのだが、知人は歩行器を選択して家の中で使っておられる。歩行器を選ばれた夫人は長くお姑さんの介護もなさってこられた方だが、本当に賢い方だといつも感心させられている。
夫が入院した時はうっ血性心不全だったのだが、昨年クリスマスの午後急に具合が悪くなった時は、虚血の方に傾いていたのではないかと考えている。
無機のカリウムが体内で増えすぎると細胞内に水分が引き込まれるか、あるいはカリウムがナトリウムと共に体外へと水分を排出するため、血液量が減るだろう。クリスマスの午後は、お昼に食べたものによって急激に血中ナトリウムと水分が減少したために、頭まで血流を送ることが出来なくなっていたと思う。それで、横になって休憩して起き上がった後、眩暈やふらつきが起こったと考えられる。
中村丁次=監修『栄養成分バイブル』には、ナトリウムの不足で「嘔吐」が起こるとも記されている。この時吐いたのはそれだけが原因ではなかったと思うが・・。
また、吉川敏一=著『専門医が教えるビタミン・ミネラル早わかり』には、ナトリウムの「欠乏状態が続くと、消化液の分泌が悪くなり、胃酸が減少して食欲がなくなり、精神不安をきたす」と記されている。「消化液の分泌が悪くなり、胃酸が減少」するというのは、ナトリウムの働きというより、塩化ナトリウム(食塩)として摂っている塩素の欠乏で起こると考えられる。「胃液中に塩酸として含まれる塩素の仕事」が「ペプシンを活性化すること」(『栄養成分バイブル』)だからだ。だからこの時、何としても塩を摂らさなくてはならない、と考えた。
もうすでに記憶が曖昧になっている部分もあるのだが、以下に、この時のことを覚え書きとして記しておこうと思う。
24日の午後、車を走らせながら、途中のコンビニでチョコレートを買ってなめるかと夫に聞いた。銅不足かも知れないと考えたからなのだが、口に物を入れると吐きそうだというのでそのまま教会(目的地)まで行って夫を降ろし、スーパーに向かった。次に考えたのがビタミンB12不足かも?ということだったので、時折自分で買って来ては飲んでいるビタミンジュースを買いに行くためだったのだが、スーパーにも農協のお店にも置いていなかったので、結局途中のコンビニまで戻って買って、教会に行った。礼拝の途中だったので玄関先で待って、終わってそのまま帰るというので外に出たのだが、吐きそうだということでトイレをお借りして吐いた。ぐったりしたまま家に帰って、家でまた吐いた。と言っても食べた物は消化されていなかったようでほとんど吐いてしまった状態で、吐くものもほとんどないようだったのだが・・。
この日の夜はイヴ礼拝を予定していたのだが、教会員にお任せして休んだ。
岩塩を一粒、水で湿らせた木のスプーンにつけて舐めさせて、しばらく眠った。寝て起きて具合が良くなったということで、買ってくれてたビタミンジュースを飲みたいと言う。この時にはもう私は、お昼の唐揚げのニンニクで無機のカリウムが血中に増え過ぎたのが良くなかったのでは?と考えていたので、カリウムが多くナトリウム含有の少ないビタミンジュースは飲まない方が良いかも知れないと思ったのだが、渡すことにした。しかし、案の定これでまた吐いた。けれど、この時は胃液を吐いたので、これで吐ききったというようで、その後は朝まで眠ったのだった。
翌日から、ナトリウムが不足していたと考えて、塩を入れた重湯を舐めさせるところから始めたのだが、前日には欲しがらなかったイオン飲料を買って来て欲しいというので、イオン飲料と重湯、市販のカップスープの粉を少量溶かして舐めさせる等した。カップスープには脱脂粉乳が使われている。脱脂粉乳にはカリウムも多いのだが、スープなので食塩も使っていてナトリウムが摂れると考えた。アサリの入ったクラムチャウダーならビタミンB12も多少摂れるだろう。
さて、イオン飲料などを頻繁に飲んでいると、今度は他のミネラル類が不足してくる。イオン飲料に入っているのは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムとブドウ糖、アミノ酸などで、亜鉛、銅などは入っていないからだ。
良くなってきた頃、寝ていて天井が回っているような感じだというので、ココアを少量湯で溶かして鉄分の入った岩塩を一粒入れて飲ませた。
私が庭仕事で陽に当たって具合が悪くなった時は横になっても眩暈がしていた。その時ココアを飲んで治ったという経験があったからだが、この時の夫は、イオン飲料に含まれている二価の陽イオンであるカルシウムやマグネシウムに吸収阻害されて亜鉛や銅が不足していたと考えられる。
その頃から目の具合が良くないというので目薬を買ってきて差していたのだが、右目がだんだん腫れてきた。ものもらいだろうと考えて、やはり亜鉛が欠乏しているということで牛肉を食べさせるようにした。その頃はもう普通に食べられるようになっていたので。
吐いたのと、イオン飲料を飲み続けたのとで、今度は亜鉛不足に陥っていたと考えられる。1月4日になって眼科に行ったところやはりものもらいだった。もう治りかけていたのだが、ものもらい用の目薬を貰って来た。
人の体というのは、刻一刻と変化していくものだと思う。
以下、追記部分
24日の夜だったか、翌日だったか忘れたのだが、「何か、食べたい物ある?」と聞くと、「パイナップル」という。パイナップルにはマンガンが多い。マンガンはミトコンドリアの活性酸素消去に働くということだし、糖質は頭にダイレクトに働くというから良いかなと思った。丁度缶詰のパイナップルを買い置きしていたので、少量を与えた。最初は、筋の部分を呑み込んで吐くと嫌だからと言って、嚙むだけ嚙んで筋の部分を出していた。それから後、食後にパイナップルの缶詰を少量づつ食べていた。
医は算術
— ✳️ぺっこ (@pecko178) 2018年1月7日
患者の事を真剣に考え検査を実施している病院は数少ない。
必要のない検査と投薬。
困ったことに「検査をしてくれて、薬をたくさん出してくれる医師が(いい医師)だと思う人間が多い」
特に高齢者…
*不適切な画像検査 病院の実態 2018年1月7日 https://t.co/IYkXRYz24W
この(↑)ツイートのぺっこさんは看護師さんのようだ。