● 「豊かな国土とそこに根を下ろした国民の生活を取り戻せなくなることが国富の喪失だ」と、大飯原発差し止め。
● 原発差し止め判決後初の金曜デモとその判決文(250キロ圏について)
● 相対性理論@渋谷AXと福井地裁の判決、ゴジラ復活、それに★0523 再稼働反対!首相官邸前抗議!
生命を守りながらカネを稼ぐ方法を考えるんだよ!それがいい齢こいた大人の役目ってものだろう。
原告団の人たちは『みなさんの声が司法に届いた』と言っていた。と言うのは『福井地裁の樋口裁判長の判決の文章は私たちの訴状より、内容も日本語の美しさも遥かに立派だった』、そんな文章を裁判官が書けたのは『法廷の陳述だけでなく、全国の声を裁判官が聞いたからだ』というのだ。
多くの人の前で緊張していたのか、原告団の中でマイクを持っても全然しゃべれない弁護士の人が居た。どもりがちな彼がやっと言ったのが『是非 皆さんも判決文を読んでください』
後半のセンテンスをコピペします。
9 被告のその余の主張について
他方、被告(*関西電力)は本件原発の稼動が電力供給の安定性、コストの低減につながると主張するが、当裁判所は、極めて多数の人の生存そのものに関わる権利と電気代の高い低いの問題等とを並べて論じるような議論に加わったり、その議論の当否を判断すること自体、法的には許されないことであると考えている。このコストの問題に関連して国富の流出や喪失の議論があるが、たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている。
また、被告(関西電力)は、原子力発電所の稼動がCO2排出削減に資するもので環境面で優れている旨主張するが、原子力発電所でひとたび深刻事故が起こった場合の環境汚染はすさまじいものであって、福島原発事故は我が国始まって以来最大の公害、環境汚染であることに照らすと、環境問題を原子力発電所の運転継続の根拠とすることは甚だしい筋違いである。(上記リンクしたブログ記事より抜粋)
● 米放射線漏れ、ネコ用砂が原因か 核施設、化学反応で容器破損 安全な原発なんか無い。(へんてこさんのコメントより)