風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

ヒスタミン・レベル

『心の病は食事で治す』には、ヒスタミンレベルの低い統合失調症患者はビタミンCとナイアシンを摂取してヒスタミンを正常範囲内におさめることで、失調症状を改善するということが書かれてある。逆に、高ヒスタミンの患者にビタミンCとナイアシンを投与しても効果は得られなかったという。

ここでは、低ヒスタミンの場合を考えたいと思う。低ヒスタミンは銅の過剰によって発生するという。ビタミンCとナイアシンを摂るのは、銅の過剰を抑えるためであるという。


ナイアシンというのはビタミンB3とも呼ばれ、たらこ、かつお、さば、さんま、さわら、豚ロース肉、鶏むね肉などに多く含まれる。生より焼いたほうが含有量がアップするようだ。
ビタミンCは果物に多いが、さつまいもなどに含まれるものは加熱にも強いと言われている。
毎日の食事で魚をとること、果物や芋類を常食することを心がけてみてはどうだろう。


ところで、ヒスタミンというのは体内にある化学物質で、けがをしたり体内に異物が入ったりしたときに痛みや痒みなどのアレルギー反応を引き起こし、血流にのって体中に異常を伝達するという働きをする。このヒスタミンアミノ酸の一種であるヒスチジンによって作られる。ヒスチジンは、鶏、鴨、豚などの肉類、小麦胚芽、チェダーチーズなどに多く含まれているようだ。
ヒスタミンレベルが高い場合は、逆に、これらの摂り過ぎには気をつけた方が良い。

関連記事

http://d.hatena.ne.jp/myrtus77/20111104/p2
http://d.hatena.ne.jp/myrtus77/20111104/p1