二人は彼女に答えた。「あなたたちのために、我々の命をかけよう。もし、我々のことをだれにも漏らさないなら、主がこの土地を我々に与えられるとき、あなたに誠意と真実を示そう。」(ヨシュア記2:14 新共同訳)
遊女ラハブとその父の家の一族と彼女に属するすべてのものとは、ヨシュアが生かしておいたので、ラハブは今日までイスラエルのうちに住んでいる。これはヨシュアがエリコを探らせるためにつかわした使者たちをかくまったためである。(6:25)
夕食後、娘と二人で、ヨシュア記を読み始めた。
牧師になってから、夫は、祈り会では創世記から初めて順番に旧約聖書を語って来た。
けれど、ヨシュア記や士師記には、滅ぼし尽くせという神の命令に従って戦う記述が多いためにまだ語れそうにないと、その二つを飛ばしていた。
私の旧約聖書の通読は夫の祈り会での聖書講解に負っていたから、未だに私はヨシュア記も士師記も読んでいないのだった。
牧師の妻になって30年。聖書を未だ全部通読していない牧師の妻なんているのだろうか?私は別にそれでも構わないと思ってはいるのだが・・。
それで、娘に一緒に読んで貰うことにした。
それは、地上のすべての民が主の御手の力強いことを知るためであり、また、あなたたちが常に、あなたたちの神、主を敬うためである。(ヨシュア記4:24)
旧約であるヨシュア記のここに、すでに、「全世界の救い」というテーマが現れていると思う。