風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」芳賀言太郎のエッセイ第6回


「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」第6話フランスの終わり、スペインの始まり 〜サン・ジャン・ピエ・ド・ポー〜 
 バスクの旗はイクリニャと呼ばれ、赤地の上に緑の斜め十字と白の十字を交差させた、ユニオンジャックに似たデザインである。赤はバスク人の血を、緑はバスクの伝統的な議会がその下で開かれたと言われるゲルニカの樫の木を、白はキリスト教への信仰をそれぞれ表している。この旗はバスク人の民族的なシンボルである。そのバスクカラーを家の屋根、壁、窓枠などの色とすることからも民族のアイデンティティが伝わってくる。
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 ・・。フランスではホタテ貝のことをサン・ジャックと呼ぶ。これはサンティアゴ巡礼とも大きな関わりがあり、巡礼のシンボルであるホタテ貝をフランス語で聖ヤコブを意味するサン・ジャックと呼ぶようになったものである。サンティアゴの道がフランスの食文化に残した大きな足跡でもある。芸術的な料理がテーブルにおかれ、美味しいバスク料理を堪能した。
バスク風コキーユ・サン・ジャック(ホタテ貝の貝殻焼き)(美味しそうなお料理の写真はリンク先(↑)でご覧下さい)
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 夜、カテドラルでは巡礼者の為のミサが行われた。ここから巡礼を始める人も多い。明日のピレネー越えはこの巡礼で最も困難な所の一つ。無事に峠を越え、スペインに行けるよう神に祈りを捧げる。(抜粋引用)


  コラム「僕の愛用品」の6回目は、カップスノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ220ml フォールディングハンドル ¥1,630
・・。モスコミュールは銅のマグカップで飲むのが本式とされているのだが、ここのショットバーではそのオリジナルで出してくれるのだ。
巡礼中、モスコミュールを飲む機会はなかった。しかし、毎日のようにこのスノーピークのチタンマグでワインを飲んだ。・・。ステンレスやアルミではわずかだが金属イオンが溶け出し、金属臭が出てしまう。そのため、特にウイスキーやワインなどの香りが大切な飲み物を飲む際には注意が必要である。また、チタンカップは表面の酸化皮膜による触媒作用によって苦み成分が分解され、ワインは甘みが増すのだそうだ。・・。そして熱湯を注いでも飲み口が熱くならないのは嬉しい。この特性を備えているチタンはカップには最適な素材である。そのため、登山やキャンプなどのアウトドアではチタン製のアイテムは重宝されている。チタンは曲げ加工が難しいのが難点なのだが、日本が誇るものづくりの町、新潟県燕三条の技術が可能にした Made in Japanの一品でもある。(抜粋引用)

上記ツイートの続き、「皮肉なことに、私は、朝日新聞の蛮勇に感動しました」ーこれはちょっと人と違った見方だと思う。

読売新聞は購読していないので知らないが、まるで鬼の首でも取ったように一面にデカデカと取り上げているところが他紙でもあった。日本の新聞社は、みっともなさを自覚出来ない程に矜持というものを失ってしまったのであろうかと嘆かわしく思う。
大きな批判の声が上がるとそちらの方に流されやすくなるものだが、ちょっと立ち止まって考えてみる必要があると思う。平和な時代ならそれでも良かったかも知れないが、これからは大きな声に流されていては危険な方へ流されていってしまうことになると思う。大きな声を上げている人々がどういう利害関係の中に居て、私たちの情報を操作しようとしているのか考えてみる必要があると思う。(ミルトス)
ツイートされているこの記事は、私も5月21日の記事でリンクしたのだが、この記事は、「福島第一の原発所員、命令違反し撤退 吉田調書で判明=おわびあり」と加筆訂正されて掲載されている。


● 恥ずかしい話とちょっといい話:★0912 再稼働反対!首相官邸前抗議!
朝日新聞の度重なる誤報は身から出た錆(笑)だが、吉田調書の誤報自体はそんなに大した話でもないと思う。それが吉田所長の命令だったかどうかは別にして、1Fの人員が多数2Fへ逃げたのは事実だ。実際 避難してくる人員が冷却作業の邪魔になるので2Fの増田所長は入り口を閉鎖している(『原発敗戦』での増田所長の証言)。命令かどうかの些末な話より吉田調書をスクープした功のほうがはるかに大きいに決まっている。(抜粋引用)