風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

那智勝浦町色川探訪その1


「ふるさと色川 自給自足 満足まんぞく生きて行こう」

先週、地域おこしのNPOに関わっておられる若い女性をお連れした那智勝浦町色川地区は全人口の三分の一が和歌山県外から移り住んだ新規定住者という地域だった。ここには新規定住者のための「籠ふるさと塾」という施設もあるようだ。私自身、近くに生まれ育ちながらこういう地域があることを全く知らないでいた。案内をしてくださったのは、ご両親がIターンで移り住まれ、この地で生まれ育ったという若い猟師さんだったが、この方は獣害対策に関わったお仕事をしておられるということだ。地域おこしに関心を持っていることを告げると、地域おこし協力隊としてこの地に入っておられる方に連絡を取ってくださり、円満地公園のベンチでしばしお話をうかがった。と言っても私はその間、「くらしごと」という木工と手仕事雑貨のお店で買い物をしていたのだけれど・・。木工と手仕事雑貨の店「くらしごと」

この「くらしごと」という可愛らしいお店も、大阪から移り住んだ方が大工さんに手伝って貰ってご自分で建てられたとのこと。私がここで買ったものは、杉の木で作られたカッティングボードとクロモジの楊枝。

それにしても急にぽつんとこんな可愛らしいお店が建っているのでびっくりしてしまった。何しろ待ち合わせの円満地公園という場所に辿り着くまでの道がとてもとても険しかったものだから・・。
ところでこのお店の中で買わないけれど私の興味をひいたものがこちら、

「樵特製道具の柄」で、木の種類が表示されている。堅さとかの違いによって使いやすさも違ってくるのだろうなぁと思いながら見せていただいた。

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この色川という所はこの辺では昔からお茶の栽培で有名なのだが、「よろずや」というお店でお茶を色々買ってしまった。庭に茶の木があって自宅で焙じたものを親戚や知人に配るということも多いのだろう、夏にご近所の方から色川のお茶を戴いて毎日のように香り高いお茶を飲んでいたのだった。そして飲み切ってなくなったところだった。それで、初めはこの辺のおばちゃん達が作ったというお茶の入った大袋を買おうと手にしていた。でも、お店の方に勧められて観光客のリピーターが多いというお茶屋さんの「上ほうじ茶」を買うことにした。こちらはまだ封を切っていないが、「ほうじ粉茶」の方は淹れてみた。冬に向けて、ほうじ茶の香ばしい香りは心が温まって、和んで、全く良いものだ。濃く淹れすぎた時は黒砂糖を入れて、ホットほうじ茶ミルクにするととっても美味しい!
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色川で買ったものは、全部でこんな感じ。
耕人舎の梅エキスについては「那智勝浦町色川探訪その2」で取り上げようと思う。

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「ふるさと色川 自給自足 満足まんぞく生きて行こう」