風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

敵を愛しなさい(ルカによる福音書6章27節から35節)

「しかし、わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。求める者には、だれにでも与えなさい。あなたの持ち物を奪う者から取り返そうとしてはならない。人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな恵みがあろうか。罪人でも、愛してくれる人を愛している。また、自分によくしてくれる人に善いことをしたところで、どんな恵みがあろうか。罪人でも同じことをしている。返してもらうことを当てにして貸したところで、どんな恵みがあろうか。罪人さえ、同じものを返してもらおうとして、罪人に貸すのである。しかし、あなたがたは敵を愛しなさい。(ルカによる福音書6章27節から35節)

牧師不在の祈り会で長老がしてくださった奨励がとても良かった。

この記事の前、6章20節には「さて、イエスは目を上げ弟子たちを見て言われた」(ルカ福音書6:20)と書かれている。そこから、27節からの言葉も弟子達に向けて語られたと受け取れるようだ。


上記のような御言葉を目にすると、私達は、私には出来ないと思ってしまう。これはまったく酷い命令だと思ってしまう。
けれど、私たちがイエスの弟子となってイエスの言葉に従おうとするとき、言葉によって世界を創られた神は、私たちの不可能を可能にしてくださると言うのだ。


あぁ、自分の掌の内側ばかりを見て、無力であること、愛せないことに嘆いてばかりいた、と思わされた。そうだ、出来ないことを成し遂げさせてくださるキリストのご命令に信頼して、キリストの十字架の下から何度でも立ち上がって行こう、と思った。