風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

二番目に言いたいことしか(星野富弘=詩)

  二番目に言いたいことしか
  人には言えない
  一番言いたいことが
  言えないもどかしさに耐えられないから
  絵を書くのかも知れない
  うたをうたうのかも知れない

  それが言えるような気がして
  人が恋しいのかも知れない

      星野富弘『風の旅』(立風書房)より


これまでこの詩にどれだけ慰められてきたことだろう。