風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

夢の通ひ路

沖仲仕積みかへす荷の春の夢

漕ぎ出だす夢の通ひ路春満月

ある時、夢から覚めると「沖仲仕」という言葉が頭に浮かんでいた。
それで、こんな句を作った。
夢の国で、沖仲仕がせっせと夢を積み替えている。冬の夢から春の夢に。
「急がなくては!もう、春の満月が水平線から顔をのぞかせているぞ!」

春が又かえってきた。そしてもうすぐイースターだ。ーそんなことを思った。