風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2013-03-30から1日間の記事一覧

二番目に言いたいことしか(星野富弘=詩)

二番目に言いたいことしか 人には言えない 一番言いたいことが 言えないもどかしさに耐えられないから 絵を書くのかも知れない うたをうたうのかも知れない それが言えるような気がして 人が恋しいのかも知れない 星野富弘『風の旅』(立風書房)より これま…

夢の通ひ路

沖仲仕積みかへす荷の春の夢漕ぎ出だす夢の通ひ路春満月ある時、夢から覚めると「沖仲仕」という言葉が頭に浮かんでいた。 それで、こんな句を作った。 夢の国で、沖仲仕がせっせと夢を積み替えている。冬の夢から春の夢に。 「急がなくては!もう、春の満月…