風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

三位一体をテーマに・・













AEAJの新しい機関誌に、フラワーデザイナーの川原伸晃さんという方のインタヴュー記事が掲載されていた。以下、抜粋引用。

核になるのは「活ける」という言葉です。最近では、いけばなは一般的に自己表現のツールのような捉え方が主になっているように感じます。しかし、…。作者の意向に引き寄せて形にするということではなく、作者が補助輪のような役割を担い、植物のなりたい形をサポートして導き出すという、ものすごくシンプルな作業です。(中略)池坊によって創始された室町時代から、2、3本の花だけで、どうしたら美しく見せることができるか、それを何百年も突き詰めてきたのです。私は、そうした「活ける」という言葉が持つ概念を「植物の最適化」と呼んでいます。
(中略)
観葉植物の葉が重なり合っていたら、光合成や空気の流れを促すために剪定しますよね。そんなふうに生命を育むために最適な状態を作ってあげた結果、いちばん美しく見えるということがよくあるんです。…。それに気づいてから、「活かす」ことありきで花やプランツと向き合うようになりました。(日本アロマ環境協会機関誌№84より)