風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

踏み絵ー新しき命

踏み絵踏むことなどありえないと踏む
主の御顔こころのなかでは踏んでいる日々に自ら強要なしに

昔は、「踏み絵」という季語が春の季節の中にあったようだ。春に「踏み絵」、キリストが十字架に架けられたこの季節にぴったりの季語かも知れない。

中村汀女には「小さなる小さなる主を踏まさるる」という句があるそうだ。

インターネットで俳句をなさっている方達は、この「踏み絵」で頑張って句を作っておられる。それで私も頑張って一句半作ってみた。でも、なんだかやっぱり理屈っぽいな。もっと柔らかいものを作りたい。無理か、中村汀女ではないんだから。


枯れ蔓や地際に新しき命

新しきいのち地際に 枯れてをり
クレマチスの枯れた枝の脇に新しい芽が出てきていた。もう少し前に見た時は新しい芽を見つけることが出来なかった。それで枯れた枝をそのままにしておいた。久しぶりに見てみると芽らしきものが出ていたので、枯れた枝を切った。
このクレマチス、買って翌年は台風にやられ、次の年は周りの木の剪定で退かされた時に絡みついていた木から引き離されて駄目になった。それでも毎年新しい芽を出すんだからとっても健気なんだけど、プリンセス・ダイアナ、うちへ来たために何だか不憫だ。さて、今年はどうだろう?