2015-11-26 葛原妙子32に手を入れたもの 葛原妙子の短歌とキリスト教 「葛原妙子32」に手を入れて印刷したものを写真に撮って掲載する。 咲きをへし緋のちゆうりつぷ球根のいたく痩せしをてのひらに載す『をがたま』 白でなく、真紅でもなく、「緋」であるところが印象的であり象徴的であると思う。 闘い抜いて来たのだ、生き抜いて来たのだ、そう、思う。 生き抜いて来た者を、神はこのように掌にのせて迎え入れてくださるに違いない、と思う。 大好きな歌だ。