風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2013-02-23から1日間の記事一覧

葛原妙子36

鉢に盛りし雪の結晶溶けやらず恩寵とは仮空のものながら『朱靈』 「想像によってつくりあげたもの」という意味なら「架空」であるはずだけれど、「仮空」という文字が使われているというのはどういうことだろうか。「仮の」とか「一時的な」ということを表現…

マルコによる福音書7:24~30(1月の聖書研究会より)

さて、イエスは、そこを立ち去って、ツロの地方に行かれた。そして、だれにも知れないように、家の中にはいられたが、隠れていることができなかった。そして、けがれた霊につかれた幼い娘をもつ女が、イエスのことをすぐ聞きつけてきて、その足もとにひれ伏…

葛原妙子37

あの者らいづこにかくれし わがもとに食ふべし菓子のくさぐさのこりて『鷹の井戸』 「食ふべし」=「食(く)ふ」+「べし」(〜に違いない)の終止形だろうか?それなら、「菓子」が後にくるから「べき」でなければおかしいのではないだろうか?それとも「…