風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

セレンの血栓防止作用と銅欠乏による皮下出血


「血のミネラル」とも呼ばれる
大部分が肝臓に、残りは骨・筋肉・血液に存在

働き・効果

コラーゲン生成作用

摂取・吸収

亜鉛は銅の吸収を低下させる

不足・欠乏

皮下出血血管の損傷

http://ipidiw.co.jp/nutrition/copper.html

 

冬になると膝裏や太腿やふくらはぎの静脈が赤く腫れることがあって、これは銅不足による静脈炎だと勝手に診断して、銅の多いココアをお湯で溶いて薬代わりに無糖で飲んでいた。それを3日も飲めば、赤黒い腫れも痛みも消えるのだった。

(追記:これは血小板減少性紫斑病というもののようだ。コラーゲン形成不全で起こる。)

 

私の場合はやはり銅欠乏に陥りやすいと思える。

昔、カラー診断を受けた時、「基本〈夏〉の肌色だと思うけど、目の中の白目が青みがかっているから〈冬〉とも見える」と言われた。

上のサイトには「銅過剰」「黄疸」とも記されているから、その逆では青白くなるのではないかと思う。

 

けれど、最近になってセレンの抗血栓作用に気づいた。

セレン

働き・効果

血栓を防ぐ

血液凝固の抑制 

血栓心筋梗塞の予防

摂取・吸収

ビタミンE亜鉛と同時に摂取すると、より効果的

http://ipidiw.co.jp/nutrition/selenium.html

 

セレンは鶏モモ肉や卵、小麦粉などに多く含有されている。

血栓予防のためにはVKよりVEを多く含有する食品で摂るのが良いかと思われる。

強力粉などの小麦にはセレンとVEが多く含有されている。

小麦胚芽にはセレンは含有されていないがVEが多い。

 

私は昔はコーヒーに砂糖を入れるくらいで甘いお菓子はほとんど食べることがなかったが、血栓予防にチョコクッキーを常備してちょこっと食べてみようかなと思っている。

 

myrtus77.hatenablog.com

ここでは書かなかったが、亜鉛を摂り過ぎても血管を構成するコラーゲンを分解するマトリックスメタプロテアーゼが合成されすぎて内出血を起こすかも知れない。

コラーゲンを合成するビタミンCや銅等の栄養素をバランスよく摂取することが大事なのだと思う。