風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

マンガン肺炎とビタミンC(ワクチンの影響と食習慣についての考察)

ウィキペディアによると、マンガンミトコンドリア内で活性酸素を分解するスーパーオキシドジスムターゼの活性中心となっているように記載されている。

 

それで、

 

「セレノシステインとDNAの修復(ワクチンの影響と食習慣についての考察)」で私は、以下のように書いた。

ワクチン接種後に不具合が現れる人と現れない人では何が違うだろうか?と考えていた。免疫が抑制されて症状が現れない人がいるとも言われているのだが、私は食べている物で違ってくるのではないかと考えている。

例えば、玄米食の人等は、玄米に含有されるγ−オリザノールの働きでワクチンの害から守られていると言えないだろうか?と。玄米にはマンガンも多く含有されているからミトコンドリアの修復にも関与しているのではないかと思える。

 

しかし、

 

「そう言えば、柑橘系の果物を召し上がるって言ってたなぁ〜(ワクチンの影響と食習慣についての考察)」で、

溝口徹=著『「脳の栄養不足」が老化を早める!』によると、セレン含有酵素によって消去された過酸化水素の一部は「細胞内の銅や鉄と反応して、ヒドロキシラジカルという活性酸素に変わる」と記されている。「これは細胞を傷つける強力なパワーをもった活性酸素だ」と。このヒドロキシラジカルを消去するのが、β−カロテンやビタミンE、そしてビタミンCのようである。

このように書いたように、マンガンの多い物を摂取するだけで終わると、活性酸素が完全に消去されず細胞が傷害され続けるということになる。

 

マンガンの「過剰摂取・副作用」マンガン肺炎、腎炎、膵炎、肝障害」(http://ipidiw.co.jp/nutrition/manganese.htmlと記されていて、これは溶接工の仕事などをしている方達が吸引によって起こすのではないかと考えていたのだが、食事からも起こり得ると考え直したのだった。

 

マンガンは、「土壌に含まれるマンガンが作物に吸収されるので、植物性の食品に多く、動物性食品に少ない傾向があります。含有量は土壌中のマンガンの量に左右されます」(『栄養成分バイブル』)と記されているように、マンガンを多く含有する食品には、クローブ玉露、せん茶、シナモン、生姜、ずいき、紅茶、あおさ、あおのり、バジル、まつ、めたで、はす、ケシ、タイム、パセリ、こしょう」とスパイスや緑色の葉物(ハーブ)に多い。18位でようやく「あゆ(天然、内臓、焼き)」(https://wholefoodcatalog.com/nutrient/manganese/foods/high/と、動物性の物が入ってくる。

 

最近、大麻栽培を進めようとする動きがあるようだが、これなどもマンガンを多く含有するのではないかと思うし、マンガンが少ない土壌では育ちにくい植物なのではないかと思う。

 

活性酸素は、体内に病原体が入った時に闘うための発熱のシステムにも組み入れられているようだし、白血球の免疫作用においても武器として使われているのではないかと思われるし、そもそも酸素はそれ自体、なければ私たちは生きて行けないものなのだが、過剰になると生体を傷害するということだ。

 

だから、発生した活性酸素は消去されなくてはならない。

その最終的な消去のために必要なのがビタミンCだということである。

しかし、ここで間違ってはいけないのはビタミンCばかり摂っていれば良いということではないということなのである。

一つの栄養素は他とのバランスを取る必要があり、摂る流れ、摂る時というものがあるということだ。

meromeropy77.hatenablog.com

もちろん生の果実に比べれば含有量がガタッと落ちるが、ビタミンCは2、3時間で排泄される(『栄養成分バイブル』)らしいので色々な物からこまめに摂るのが良いと思う。苺ジャムも良いだろう。

 

 

以前にも書いたが、発熱によって病原菌と闘おうとしている時に熱を抑えるセレン食材を摂ってしまっては闘えないのである。しかし高熱が出っぱなしとなるとそれによって細胞が傷害されてしまうから、次の段階では、熱を下げるために活性酸素を消去する栄養素を摂らなくてはならないということなのだ。

youtu.be

 

https://twitter.com/syodainekosuke/status/1648483704384421889?s=20

 

 

hセレン含有酵素によって消去された過酸化水素の一部は、細胞内の銅や鉄と反応して、ヒドロキシラジカルという活性酸素に変わる。これは細胞を傷つける強力なパワーをもった活性酸素だ。(溝口徹=著『「脳の栄養不足」が老化を早める!』)

今回、この「銅や鉄と反応し」というのが、以下に引用する過去記事の論文に関連してくると思われた。

myrtus77.hatenablog.com

上にリンクさせて頂いた『ヘム代謝系関連酵素の構造生物学的研究』の最後に引用した「この揺らぎはヘムのアナログである亜鉛ポルフィリン錯体を結合させると消失するという結果が得られた.」の部分は、『亜鉛の機能と健康』に記された「ミネラル含有酵母中の亜鉛・銅などは、メタロチオネインやヘムオキシゲナーゼー1などの抗酸化酵素を誘導する」に呼応しているだろう。

また、上記リンク記事から、ヘムがビリベルジンを経てビリルビンへと代謝されるためには還元型のナイアシンが必要であることが解る。

 

myrtus77.hatenablog.com