風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

塩化K(カリウム)入りの大福だったか、あんころ餅だったか、おはぎだったか?


この頃、ソーセージなどにリン酸カリウムを添加した物が出てきている。「リン酸塩(Na、K)」と表示されている。

リンより塩素の方が原子量が大きいのだが、化学式を見れば、塩化ナトリウム(NaCl 原子量=58.5)よりリン酸ナトリウム(Na3PO4 原子量=163.92)の方が原子量が大きいのが解る。

さらに、ウィキペディアを見ると、リン酸カリウムには、リン酸二水素カリウム(KH2PO4)、リン酸水素二カリウム(K2HPO4)、リン酸三カリウム(K3PO4)の3種類があり、「いずれも食品添加物として利用される」(ウィキペディアと記載されていて、結合の仕方で原子量も違ってくることが解る。

炭酸は炭素を含んでいるが無機酸であるため、炭酸カリウム(K2CO3)も無機化合物となるようだ。
:化合物による違いがあるため、原子量ではなく分子量とするべき場合があるが、ややこしいので「原子量」で統一した)

果汁50%のグレープフルーツジュースが目に留まって、自分が飲むために買おうと思い、後ろをチェックしたら塩化カリウムが入っていた。私は以前、塩化カリウムの塩を摂っていて具合が悪くなったことがあったので、買うのはもちろん止めた。
夫がコンビニで買ってきたスイカジュースにも塩化カリウムが入っていた。スイカは血圧を下げるというので買って来たようだが、そこにさらに塩化カリウムが入っているというのはどうだろうか?
昔は、カリウムの多いスイカには食塩(塩化ナトリウム)を振りかけて食べたのでは?その方がバランスが取れると思う。


最近、夫が腎臓が悪いということを知って、腎臓病者のための食品をネットで調べて持って来て下さった方がいた。その中に、「塩分50%カット塩化カリウム不使用」と表示された塩があった。減塩だけど、塩化カリウム等は使っていないということだ。
うすうす気付いていたのだが、塩化カリウム等の塩は腎臓に悪いのである。けれど、塩化カリウム等の無機のカリウムは血中に留まって血液量を減らし、血圧を下げる。
「血圧!血圧!減塩!減塩!」ということで、あらゆるものに無機のカリウムが添加されて来ているということだ。

春先だったか、おはぎか大福かあんころ餅だったかにも「塩化K○○」と表示されたのがあった。○○の中が大福だったか何だったか忘れたが・・。









(←)これは日本のお店のものだが、以下(↓)はイギリス製のようだ。





以前、イギリスに留学された娘さんのお土産というクッキーを知人から頂いたことがあるが、その時のも、シンプルな材料で作られているのにとても美味しかった記憶がある。


このところアメリカなどでも色々な添加物が規制、禁止されてきているようなのだが、日本はなんでもかんでも入れ放題なのでは?と思う。売れるとなれば何でも入れる。本当に怖ろしいことだ。

無機のカリウムが色々な物に添加されることで、将来、若年層で脳梗塞患者が蔓延するのではないかと危惧する。人工透析患者も・・。


 脳出血は、「塩分の摂りすぎ」が常識になっていますが、これは「良質のたんぱく質が足りなかった」のです。脳出血が減り、脳梗塞が増え、何年にもわたる麻痺状態で、介護生活になるケースが多くなっています。(伊藤豊=著『医者が教える最強の栄養学』(ロング新書)より抜粋)
原子力発電所が事故を起こしたにもかかわらず、他所の国に原発を売り歩いている。日本というのは本当に怖ろしい国だと思う。