風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

YAHOOの知恵袋の質問と発達心理学者ピアジェ先生の11歳の頃のモノアラ貝についての論文

 
● 進化とは何か!??  ● 進化とは何か!??
娘が見つけて「面白いよ」と言って教えてくれたヤフーの知恵袋のベストアンサーを読んでいて、発達心理学者のジャン・ピアジェが10歳の頃に観察し11歳の頃に発表した「モノアラ貝」についての論文を思い浮かべた。

このヤフーの質問は以下のような内容のもの。

不謹慎な質問ですが、疑問に思ったのでお答え頂ければと思います。
自然界では弱肉強食という単語通り、弱い者が強い者に捕食される。
でも人間の社会では何故それが行われないのでしょうか?
(中略)

ですが、今日の社会では弱者を税金だのなんだので、生かしてます。
(中略)今の人間社会は理に適ってないのではないでしょうか。

人権などの話を出すのは今回はお控え頂ければと思います。

解答はとても長いので、直接以下からご覧下さい。(素晴らしいベストアンサーです)
  ↓
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1463546664

ピアジェという人は、初め、生物学から出発したようだが、手先が不器用だということで心理学へと進路を変えたようだ。「モノアラ貝」についての観察記録は10代でピアジェが発表した論文のようだが、その論文を、50年後にウォディントンという人が『進化論者の進化』という本の中で取り上げて評価したということでピアジェがとても喜んでいる様子がピアジェ晩年に語る』に記されている。
ここで言われている科学的な事柄が今の時代でどの程度当て嵌まるかは私には分からない。けれど、科学というものは日々進んでいるもので、全てのことが既に明らかになっているというようなことはいつの時代でも言えないのではないかと思える。

もしかしたらネス湖ネッシーの存在が証明される時も来るかもしれない(笑)。私はネッシーには興味はないが(STAP細胞にも興味はない。あってもなくてもどちらでも構わないのだ、本当は。実際、その程度のものだと思う。いずれ死ぬのだから生き物は皆。それをカバみたいに大騒ぎして・・!)、恐竜史なんかを研究している人にとっては大きな関心事であるかもしれない。恐竜史から人類の歴史あるいは地球の成り立ちも解明されるかもしれないし・・?

以下に、ピアジェ晩年に語る』(国土社)より写真で抜粋掲載。興味のある方はクリックで拡大してお読みください。