朝起きると、娘の頬骨の辺りが殴られた痕のように赤黒く内出血している。「皮下出血」という言葉が思い浮かんで、最近何かで目にしたと思い、ネット検索をしていて思い出した。
「良かれと思って成した罪」ということで、ユースの会で話すために読んでいた本の中で目にしたのだった。
コペンハーゲン大学のダムは1929年、ニワトリをある特定の餌で飼育すると、皮下に出血を起こしやすいことに気づいた。この症状は壊血病やくる病に有効な薬剤では予防できなかった。やがて、この症状に有効な因子(つまり血液凝固因子)は脂溶性であることはわかったが、既知の脂溶性ビタミンであるビタミンA、ビタミンD、ビタミンEとは異なるものであった。この物質はドイツ語で「凝固」を意味する言葉「Koagulation」の頭文字をとって「ビタミンK」と名づけられた。
(略)ただし成人ではビタミンKは腸内細菌が合成するので、外部から摂取する必要はない。(杉晴夫=著『栄養学を拓いた巨人たち』p150)
そう言えば、娘が生まれた時、ビタミンKが足りているかどうかの血液検査があった。その時は合格だった(笑)。
「成人ではビタミンKは腸内細菌が合成するので」と記されているのだが、ステロイドの内服をしていたり、塗り薬を塗っていたりしたので、腸内細菌は整っていないだろう。
そして、ようやく表皮が出来てきたところだから、薄くて皮下出血が目立つということだろう。
夜、鯖が安かったので生姜煮に。だけど、この季節の鯖にしては脂がのっていて美味しかった。
— 猫祐物語 (@syodainekosuke) 2022年6月6日
あと、ご飯が少なかったので、インスタントラーメン。缶詰パイナップル。 https://t.co/oJqSNPBCIA pic.twitter.com/kLG4guqRYn
昨夜は、こんな鯖の生姜煮で、ご飯が少なかったから、ご飯の足しとスープ代わりにインスタントラーメンにした。
手抜き献立だなと思ったが、偶にはいいかと開き直っていた。その結果がきちんと出たな、という感じである。
しかし、アロマオイルを塗っているせいか、皮膚がだいぶ修復されてきているので、それほど酷いことにはなっていない。
ビタミンE(http://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamine.html)
過剰摂取・副作用
・血液が固まりにくくなり、出血の危険性が高まる
ビタミンK(http://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamink.html)
不足・欠乏
原因・ビタミンEがビタミンKの働きを阻害する
このことはだいぶ前から知っていて気をつけていたのだが、昨日一日の食事内容でVKがVEに対して弱かったと言える。
昔、狂牛病で騒いでいた時、肉骨粉を餌にしている牛が原因だとか言っていたことがあるが、食べている餌によって変わるのかな?と思う。
— 猫祐物語 (@syodainekosuke) 2022年5月19日
祖父は鶏を飼っていたが、VKの多い菜っ葉をすり潰して餌にしていた記憶がある。 https://t.co/IxtrETlCcm pic.twitter.com/7U39N0wIk7
ビタミンEについては、『栄養学を拓いた巨人たち』でもこう言われている。
ビタミンEはその抗酸化作用により、生体組織の老化を防ぎ寿命を延ばす物質として、各国で錠剤が盛んに売り出されている。その効果を強調する出版物も多い。しかし最近では、ビタミンEの過剰摂取は身体に有害であるとの報道がなされている。(杉晴夫=著『栄養学を拓いた巨人たち』p150)