風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

立ちてをり 大斎原(おほゆのはら)の大鳥居

立ちてをり 大斎原の大鳥居大洪水の記憶むなしく

大斎原(おおゆのはら)には元々熊野本宮大社が建っていたのだが、100年ほど前の洪水で山の上に移された。100年前の大洪水の頃は、林業が盛んに行われ、山の木が大きく伐採された時代だったようだ。今は、ここには大鳥居だけが建っている。昨年の洪水の時にも、このあたりは水浸しになったようだ。今は100年前とは逆に、材木の輸入によって国産材が使われなくなり、山が顧みられなくなって手入れが行き届いていないのではないか。