功もなく名もなき男今逝きて常と変わらぬ朝となりたり 『いのちの声』
私もこんなふうに死んで逝くだろう。
私の人生が後どのくらい残されているのか知らないけれど、このように逝くことを受け入れられるように生きて行きたいと思う。
わたしはこのむなしい人生において、もろもろの事を見た。そこには義人がその義によって滅びることがあり、悪人がその悪によって長生きすることがある。あなたは義に過ぎてはならない。また賢きに過ぎてはならない。あなたはどうして自分を滅ぼしてよかろうか。悪に過ぎてはならない。また愚かであってはならない。あなたはどうして、自分の時のこないのに、死んでよかろうか。・・。
わたしは知恵をもってこのすべての事を試みて、「わたしは知者となろう」と言ったが、遠く及ばなかった。物事の理は遠く、また、はなはだ深い。だれがこれを見いだすことができよう。・・。
事の帰する所は、すべて言われた。すなわち、神を恐れ、その命令を守れ。これはすべての人の本分である。
(伝道の書 7:15~17,23~24, 12:13)