風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

「タマネギよ、お前もか!」と、「地球温暖化詐欺は原発推進・太陽光発電推進に繫がっている」と、「再稼働反対!」


● オバマとウィルソンの「悲劇」

  
上にリンクしたアメリカの「国家戦略」についての洞察が面白かった。この洞察の最も重要な言葉は、「おそらくは無意識のうちに」という()に入れられたこの言葉だろうと思う。日本が振り回されているアメリカの動きが、アメリカ自体が無意識のうちにやっている動きであるということを認識しなければならないと思わされた。
さて、これに対して毎日新聞の専門編集委員青野由利氏のコラムをもう一度取り上げよう。
このコラムで青野氏が書いているのも、アメリカには二つの勢力があるということだと思う。一つは、原子力発電の再稼働を日本に求める勢力である。こちらは原子力の専門家ではない人々によって構成されている。これに対して原子力の専門家である人達は、核不拡散を推進しようとしている人々である。日本政府や産業界は、米戦略国際問題研究所のハムレ所長などの再稼働を求める声を拡大して利用しているだろう、と青野氏は書いている。けれど「核不拡散は米国の重要課題だ」、と言い、そして、「再稼働にとらわれていると本質を見誤るのではないか」、と書いている。
しかしこの流れは、「核不拡散」というアメリカの良さそうな面をちらつかせて油断をさせる。そして「再稼働にとらわれていると本質を見誤る」と言われることで、「再稼動反対」の声を小さくされてしまう。このコラムはそういう危険性を孕んだ内容だということを把握しなくてはならない(書いた本人は把握しているだろうか、それとも・・)、と私は思う。

「再稼働」が良いはずはない!再稼働が良くないと思えば、声をあげていかなくてはならない!
そのためには、アメリカの無意識な動きに一々振り回されない理知を身につける必要があると思う。

以下には同じ毎日新聞でとても良いと思えた記事をリンクしよう。


●  原子力規制委員長 桜島関連質問に「答えてもしようがない」このオッサン科学者以前に人間失格!(『へんてこ日記』へんてこさんのコメントより)

  


今年は立秋を過ぎてから朝夕の風が冷たくなった。昨日辺りからもまた涼しくなって、まるで札幌にいた頃の夏のようだ。けれど急な気温の変化に私の体はついていけず、体温調節が出来なくて、ちょっと具合が悪い。そんなことで、気温の変化が原因なのかニンニク・タマネギアレルギーなのか判断がつかない。似ているから、症状が。
この前具合が悪くなったのは、作って2日目のポテトサラダを一口食べた後だった。
うちのポテトサラダは、出来立ては塩茹でしたものをサワークリームで和えただけで食べる。2日目以降は、玉ねぎのみじん切りとピクルスドレッシングを合わせたものに混ぜて冷蔵庫で冷やしておいて、玉ねぎのシャキシャキ感を楽しみながら食べる。その玉ねぎのみじん切りの混ざった2日目のポテトサラダを食べた後、具合が悪くなってきた。ピクルスドレッシングはニンニクなどの香辛料と酢を合わせて煮立てて濾したもので、ニンニクそのものは入っていないのだが、エキスが酢に溶け込んでいそうな気がする。
前の晩にジャガイモを和えたサワークリームモリブデンを多く含有する食品なのだが、モリブデンは「銅の排泄を増大する」(『栄養成分バイブル』)栄養素である。それで、娘のアトピー性皮膚炎が酷いときには控えていた食材だった。ピクルスドレッシングを使うポテトサラダも、ニンニクが自分に良くないかも知れないと思って、しばらく作らなかったのだった。
前の晩にサワークリームで銅をやられ、翌日ニンニク・タマネギアレルギーで具合悪くなったか!と考えた。
色々調べていて以下のようなサイトを見つけた。


● 玉ねぎアレルギー

「やっぱり玉ねぎにもアレルギー持ってるのか?!」と思いながら夕食の準備で玉ねぎの皮を剥き調理していると、手首のあたりが痒くなってくる。見ると、赤く腫れている。野菜の汁にかぶれるのだろうといつも思っていたが、「玉ねぎよ、お前だったか!」と、この時、確信した。

ちだい=著『食べる?食品セシウム測定データ745』(新評論によると、タマネギ、ニンニク、長ネギ類は移行係数も低く汚染されにくい野菜とされていて、中でも長ネギは「汚染された土地でも生産できる農産物は必ずあり、長ネギはその代表格です」(『食べる?食品セシウム測定データ745』)とまで書かれている。(ただしニラは要注意野菜となっている)。こういうのを見ても、私にとっては諸刃の剣的ではあるが、ネギ類は放射能に対抗する何かを持っているように思える。

植物が放射能を拡散するというような情報も見られるようだが、植物に放射能汚染解決の糸口を見出せないものだろうかと考える。
田中修=著『植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫』(中公新書には次のように記されている。

 …。一九八六年、ウクライナチェルノブイリ原子力発電所で大事故がありました。そのとき、放出された放射性物質によって土壌が汚染されました。その土壌汚染の緩和に役立つことが示されています。
 その理由は、ナノハナは、放射性物質であるセシウムストロンチウムを土壌から吸収するからです。(『植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫』)

さて、放射能汚染を解決するために植物が必要なのではないだろうかと私は考えているのだが、福島ではこれと反対の動きが推進されているようだ。


● 川内原発再稼働 県内の再生エネ事業者に話を聞きました。(福島15/08/11)
再生可能エネルギー100%を目指す、福島県
事業者は、川内原発の再稼働をどう見たのか。
電力の自給自足を目指して、2013年設立された「会津電力」。
太陽光などの再生可能エネルギーを利用し、原発に依存しない社会を作ろうと、これまで24カ所に太陽光発電設備を建設した。
発電量は、あわせて2,540kWで、2015年は、さらに20カ所以上の発電所の建設を進めている。
会津電力の佐藤 彌右衛門社長は、再生可能エネルギーで電力がまかなえつつある今、なぜ原発を動かす必要があるのかと疑問を投げかける。
(中略)
一方で、県内で売電を行っている太陽光発電設備の電力を全て足したとしても、その量は、およそ50万kWで、89万kWを発電する川内原発1号機の6割にも満たない。
生活に必要な電力を、いかに再生可能エネルギーでまかなっていけるか、これからの取り組みにかかっている。 (8/11 22:20) 福島テレビ(抜粋引用)

ここには、原発推進太陽光発電などの再生可能エネルギー推進とは抱き合わせの形で推進されているということが表されている。しかも、太陽光発電も山を切り拓き、樹木を伐採し、自然を破壊する!

もう一つ、原発推進太陽光発電推進と、CO2地球温暖化説が切っても切れない形で抱き合わされているということを明らかに示している英国大使からのメッセージを以下にリンクしよう。


● 原子力発電所の再稼働に関して:駐日英国大使からのメッセージ

CO2地球温暖化詐欺は原子力大国フランスが言い出したことだと思っていた。フランスが言い出してアメリカなどが拡散しているのだと。けれど、小海キリスト教会の先生が調べてくださったブログ記事を拝見して、サッチャー政権下のイギリスが言い出したことだと知った。それを知れば、今回出された英国大使からのメッセージが如何に国の政策として一貫しているかということが解るはずだ。小海の先生のブログには、このCO2地球温暖化詐欺が太陽光発電まで繫がっていることが解るようなアフリカの実情も載っている。

● 地球温暖化・寒冷化の件 まとめ


● 火口や海底に住む未知の細菌「古細菌」が認知症状を引き起こす?

● 八月の耳はとがれりバケツ打つ雨音しきりにポツダムポツダム 春日いづみ『八月の耳』

おもしろいな〜と思った。本当にこんな風に聞こえそうな気がする。特に雨の降り始めの、水がまだ溜まっていないバケツだと。
リンク先で松村由利子さんの解説もご覧ください。