風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

熱中症???

● 建築と低周波被害 
2年前までは、設計する家の設備に対して健康被害があるということに気がつかなかった。…。近年、風力発電所エコキュートからの低周波による健康被害が表面化し、…。(ブログ『有機的建築を造ります』さんから抜粋引用)  

低かった気温が急に上がって熱中症の症状が急増しているようだ。
熱中症というのはどんな状態をいうのだろうか?
熱中症という状態には、真逆の状況から起こってくるその両方が含まれているように思う。つまり、汗を大量にかいた場合と、汗をかけなかった場合。

大量に汗をかいた場合に問題になるのは、汗と一緒にミネラル分が失われるということだと思われる。
失われて問題になるミネラル類の第一番がナトリウムである。ナトリウムが不足した場合の症状に、日射病、脱水症状、頭痛、めまい、吐きけ、嘔吐、意識がもうろうとする等が記されている。
けれど、ナトリウムの不足だけが問題なのではないと思う。汗と一緒に失われ易いミネラルである塩素も浸透圧を維持し、血液のペーハーバランスを調整している。カリウムも、不足すれば、夏バテ、不整脈心不全脳卒中などを起こすように記されている。また、体温や血圧の調整をしているマグネシウムも、不足すれば熱中症の症状が出るように思われる。
これらは尿としても排出されるが、体に必要である場合は尿細管で再吸収される。
このようなミネラル類が不足しているとするなら、塩化ナトリウムだけで作られた塩飴をなめても回復しないのではないかと思う。

これとは全く逆に汗をかけないというのも問題となるように思われる。
人間の体に広く分布している小汗腺は体温調節に関与している。汗を出すことで体温を下げる働きをしているのである。つまり、汗がかけないということは体内に熱がこもるということである。

アトピー性皮膚炎の娘は、うまく汗を体内に出すことができない。夏に娘の手指に触れると熱をもっていて、私の掌よりずっとあたたかい。冬では逆にレイノー病かと思えるほどに冷たい。足裏や手掌には小汗腺が多く、汗腺を開いたり閉じたりして体温を調節している。うちでは以前から、「アトピーと汗腺異常について誰か研究してくれないかなぁ」と話していたくらいだったのだ。2013年にアトピー性皮膚炎と汗との関係について研究発表が出ているが、私には、この研究だけではまだ少し納得できない。体内のヒスタミンが多いと汗の量を抑制するというものだが、これだけでは、冬に汗腺が開いて体温が放出され、娘の手指が異常に冷たくなるのはどういうことなのかという疑問の答になっていないように思えるのである。
いずれにしても、汗をかけず熱が体内にこもってしまったために熱中症に陥るということがあるのではないか、と思う。

私自身、今年5月頃庭いじりをしていて、頭痛や眩暈を起こしていたのだが、あれも熱中症の一種だったと考えている。あの時は、陽に晒されてはいたけれど汗はかいていなかった。頭頂に熱がこもっているような感じだった。たとえばこの時、熱中症だと判断して、塩飴(塩化ナトリウムばかり)を食べていれば、頭痛はもっと酷くなっていたと思う。
熱中症の怖いところは脳梗塞の症状などと似ているところではないかと思うのだが、この時の私は最初脳梗塞を疑ったりしていたのだった。小さな梗塞が出来ているのではないかと・・。それで、あまり好きでもない納豆を食べたり、αリノレン酸のオイルを料理に使ったりしていた。ところがそうするとますます眩暈が酷くなったのだった。最後に、陽に晒されすぎて具合が悪くなったということで銅不足を疑った。陽に当たると紫外線から皮膚を守ろうとして体は色素を作ろうとする。この時に銅が必要になる。けれど、私はこの時酷く日焼けしたわけではない。しかし色素を作ろうとして体内の銅が消費されたというところがポイントなのだ。元々、体質的に銅が少ない者が、紫外線に対抗するために消費して、血液を作るための銅が足りなくなった。それで慢性的な貧血状態となり眩暈を起こしていたのだ。

熱中症というのは体内のミネラルが損なわれて頭に熱がこもる状態をいうのではないだろうか?そしてその場合、損なわれているミネラルは同じではない、と私は考える。損なわれているミネラルを特定して補給しなくては回復しないのではないだろうか、と思う。

参考書籍:中村丁次=監修『からだに効く栄養成分バイブル』(主婦と生活社
     堺章『目でみるからだのメカニズム』(医学書院)

ところで、放射能とニキビの関連性はあるのか」という検索をかけて私のブログにアクセスして来られた方がいる。私は、間接的には関連しているだろうと考えている。けれど、最近得た新しい情報を整理しかねているので、ブログで纏めるのは当分先になると思う。頭の中で断片的な情報が飛び交っていて、とっても大変な状態。







この台風の中、カサブランカが一輪花を咲かせていた。



それから、蕾がほころびはじめていたグラジオラスが、案の定、根本から倒れていた。美しい姿で伸びていたのに・・。切って家の中に連れてきた。