風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

「プロスタグランジンと痛み」よりやっぱり「痛みとヒスタミンと副腎皮質ホルモン」、それからたらこのスパゲッティ


● 第882回 取り替えのきかない”いのち”
 有元さんが撮ったチベットの人達の表情には、大量消費社会の中で歯車の一つとして生きる人間に特有の漠然とした不安が感じられません。
 どんなに過酷な環境でも、人としての尊厳を保っている彼らは、周りから丁寧に扱われることで尊厳を維持しているのではなく、周りの世界(他者)に丁寧に対応することで、人としての尊厳を高めているように感じられます。(抜粋引用)

● 第884回 自分の理解や計画を超えた”あやしいもの”が救いになることがある。
 大学生の異常な就職戦線にも現われているように、日本の現代社会に生きる我々の多くは、人生をコントロールできる安全なものにしようとする傾向がある。
 そして、自分の思うようにいかないものを敬遠したり、排除したり、無関係を装う。気の合う者とだけ共同体を作り、それ以外はノイズとして遮断しようとするのも管理者の特徴なのだ。(抜粋引用)  

昨日のブログで、プロスタグランジンは痛みの伝達や感受に関わっているだろうかと書いてから、また色々考えていた。痛みや痒みの伝達に関わるのはヒスタミンだと思うが、それがプロスタグランジンとどう関わるのだろう?と・・。ヒスタミンの働きを抑制するのは副腎皮質ホルモンだから、やはりαーリノレン酸から合成されるプロスタグランジンと痛みとは関係ないのだろうか?と・・。

昨夜、年末に戴いていて冷凍していたタラコを解凍して久しぶりにたらこスパゲッティを作った。このスパゲッティにもαーリノレン酸の豊富なえごま油をふりかけた。

今朝になって、娘の左頰に大きなニキビがぽっちり出来ている。ニキビは副腎皮質ホルモンが体内で増えすぎて亜鉛が排除された場合に出来やすい。このところαーリノレン酸のオイルを使いすぎていたかなと考えて、αーリノレン酸は副腎皮質ホルモンとどう関わっているんだったろうと考えはじめた。副腎皮質ホルモンを合成するのはコレステロールのはずである。そこでコレステロールの多い食品を調べると、たらこが載っていた。たらこにはナイアシンも多い。
そう言えばナイアシンについてもう少し調べようと思いながら、摂取を控えたら皮膚の状態が良くなってきたので、そのまま放りっぱなしにしていたのだった。手持ちの栄養素の本の中には、ナイアシンが副腎皮質ホルモンを合成するために必要であると書かれたものがないのだが、ネット上で、ナイアシンステロイドの合成に必要だと書かれているサイトをいくつか見つけた。
http://www.yyokota.net/training-site/vitamin-mineral.html
http://nanohana-care.com/vitamin.html
たらこには、ステロイド(副腎皮質ホルモン)の原料となるコレステロールと共にナイアシンが多い(しかもたらこには副腎皮質ホルモン合成を促すパントテン酸も多かった!)ために睡眠中に副腎皮質ホルモンが合成されて亜鉛が排除され、朝にはニキビが出来上がっていたということだ。

結論を言えば、痛みを抑制するためには副腎皮質ホルモンを体内で合成することだと思う。αーリノレン酸から合成されるプロスタグランジンが痛みと関係するのかどうかは私には今のところまだ良く解っていない。けれど、炎症を抑えるためにはαーリノレン酸のオイルを摂取するのは良いように思える。


ギブスで4週間腕が動かせなくても、力を込めるイメージトレーニングを毎日続けていれば、筋力の衰えを半減できるそうです。昨日の『J Neurophysiol』誌より → http://goo.gl/KRfEKr (なんと!使わなくて衰えるのは、筋肉線維でなく、大脳皮質なのですね)池谷裕二先生のツイートより)

Google翻訳で内容を見てみると、池谷先生が短い中で的確なコメントをされていることが良く解った。

要約だから詳しい事は書いていないが、「強く筋肉が収縮するのを思い描いた」と書かれている。
筋肉の収縮というのはカルシウムイオン濃度の上昇によって引き起こされる筋線維の動きを表していると思うが、簡単に言えば収縮は力を込めた時に起きるということだろう。収縮に対して弛緩が対応する。
では、「強く筋肉が収縮するのを思い描く」とは具体的にどうすることを思い描けば良いだろうか?
例えば、仰向けに寝た状態で足を上げようとイメージするというのはどうだろう?実際に上げなくてもイメージすることで筋力の減退を半減させることが出来るということなのだから。

● 今年のアカデミー主題歌賞『グローリー』と0227 再稼働反対!首相官邸前抗議!
それらを見て判ってきたことがいくつかある。それは、『そのような運動は黒人だけでなく、心ある白人やインディアンや日系人など幅広い層が加わって続けられたこと』、それに『徹底的なプラグマティズムに乗っ取って行われたこと』、だ。例えば『大統領の執事の涙』では最初のシットイン(レストランなどでの白人専用席での座り込み)は、罵倒されても暴力を振るわれても非暴力を貫くトレーニングをしたあとに行われていたのが描かれていた。…。それはキング牧師をはじめとした公民権運動の指導者たちの賢さだけでなく、1900年代初頭から培われた運動の積み重ねで得たプラグマティズムの知恵らしい。
(中略)
2012年9月20日野田首相の「2030年代に原発稼働ゼロ」発言に対し、自民総裁選中の石破が「本当にできるのか。夢ばっかり追っても仕方がない」 と噛みついた。聴衆から質問。「あんたらが始めた高速増殖炉もんじゅは20年以上経っても年間200億円食う無用の長物だが、まだ続けるのかね」2015-02-27 18:03:30 via Twitter Web Client(抜粋引用)



27日の関電前抗議、わんちゃん達はお休みだったんだけど、先週写真を撮らせていただいていたので、私のブログでは参加していただくことにしました。本当は車道に向けてお座りするのに、写真撮影のために歩道に向けて座らされたので、不安げに飼い主さんの方を見つめている姿が何とも言えずかわいい。
だんだん暖かくなってきたのだけれど、油断すると風邪引くから気をつけないと!(ミルトス)