風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

玉葱のケーキ

甘くない塩味のケーキというのが流行っているらしい。ケーク・サレと言うらしい。「サレ」が塩という意味らしいが、「クサレ」と続くと、聞いた感じでは何だか美味しそうに思えない。

夏の初めに、家庭菜園で作られたという玉葱を箱いっぱい送って頂いたので、せっせと使って料理し、玉葱のケーキも作ってみた。

昔、竹野豊子=著『焼きたて・おいしい手づくりのパン』に載っているオニオンブレッドを作ったことがあるのだけど、これが、炒めた玉葱を生地に練り込むのが大変だったのだ。それ以来、卵を使わないケーキに炒めた玉葱を混ぜ込んでいつかケーキを作ろうと思っていたのだった。この夏、それがやっと実現した。思ってから20年経ってしまっている、びっくり!


タマネギ2コを刻み、塩コショウしてオリーブ油でじっくり炒め、冷ましておく。
薄力粉100gと全粒粉100gとベーキングパウダー5gを合わせて篩う。
溶かしバター50~100g、コメ油50~100ml、牛乳200ccを合わせて篩った粉の中に入れ、混ぜる。ここに炒めたタマネギを入れて混ぜ、バターを塗った型に流し入れ、180℃に温めたオーブンで20分、160℃に下げて10分ほど焼いて出来上がり。

マッシュルームを玉葱と一緒に炒めても良い。粉チーズを混ぜ込むとか、ひまわりの種やかぼちゃの種を散らしても良いかも。
マッシュルームと粉チーズはビタミンB2が豊富。全粒粉とひまわりの種にはメチオニンが、かぼちゃの種には亜鉛が多いらしい。


こちらの写真はプチトマトを埋め込んで焼いたオニオンケーキ。