風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

ノルウェージャンフォレストキャット

実のところ、この子達のことは、事情が許せば飼いたかった。

今年に入ってから、2月頃だったか?このうちのどちらかが牧師館の内庭に来ていたことがあった。大きくなって、美しくなって。

あぁ、溝の中にいた子だなと分かったが、戸をドンドン叩いて追い出した。

根元から桜の木によじ登って、そこから塀をつたって出て行った。

塀を行きながら、チラッと私の方を見た。私のことを分かっていただろう。何故なら私は、溝の中にいた時、目が合った子に、「そこに居なさい」と声をかけたからだ。

しかし、今回は戸を叩いて追い出したのだ。ちらっと見て、それを確認しただろう。

そして、ここには来てはいけないと理解しただろう。それから後は、見ない。

 

牧師館は私の物ではない。そして、いずれ出て行かなければならない。

 

 

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それにしても、こんな珍しげな品種の猫が野良猫でいるとは!

この子達は、隣の建物と建物の間にいる。近所の窓の中やベランダにいるのを見たことはない。

この手前側にいる方が仔猫の鳴き声を聞いて走り出て来るから母猫だと思うが、ノルウェージャンフォレストキャットのようには見えない。奥側にいる方が似ている気がするが・・?

 

この子達の親の親が飼われていたのだろうか?

そして捨てられたのだろうか?