風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

甲状腺機能亢進とカリウムの体内動態、そしてアシドーシスで起こると思われる痛風

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。
meromeropy77.hatenablog.com


● カリウムの体内動態 「国府台病院」
・アルカローシス
細胞内から細胞外への[H+]の移行→[K+]が細胞内に取り込まれる。
・無機酸アシドーシス
Cl-は細胞内に入りにくいため、H+が細胞内に入るときにKが細胞外へ出て行く。対して有機酸アシドーシスの場合はH+と共に陰イオンも細胞内に入りやすいため、Kの放出が起こりにくい。呼吸性アシドーシスの場合もKは上昇しない。(抜粋引用)

上記にリンクさせていただいた国府台病院のカリウムの体内動態」によると、甲状腺ホルモンは細胞膜のナトリウム・カリウムポンプを活性化してカリウムの細胞内移動を促す。
甲状腺機能が亢進してくる状態では、アルカローシスに傾く。そのため、体は、細胞内から酸性物質である水素イオンを細胞外へ出し、血中pHを調整する、ということだろうか?そう考えると、甲状腺機能が亢進して体内がアルカリ性に傾けば傾くほどカリウムは細胞内へ取り込まれ、腎臓細胞から尿中へ排泄される率も高くなると考えられる。排泄されるために、毛髪検査などでも高い値でカリウムが検出されるのではないだろうか?

逆に、血中がアシドーシスに傾くと、無機酸の場合、酸性物質である水素イオンを細胞内に取り入れ、塩素イオンは細胞内に入りにくいので、細胞内外の電位差を保つためにカリウムを細胞外に出し、血中pHを調整する。
しかし、この調整が利かない場合、血中水素イオンは上昇し、低カリウム血症とならないだろうか?
有機酸の場合は、陰イオンも細胞内に入りやすいためにカリウムは細胞内に留まる。しかし、また、この調整が利かない場合、血中水素イオンは上昇し、この場合は高カリウム血症となる?のではないか。

ネットの検索で、高カリウム血症となるARB系の降圧剤でも、低カリウム血症となる利尿剤でも共に尿酸値が上昇すると記載されていたものを目にしたのは、こういったところに関連していると思われる。

酸性物質が血中に増えると体内は酸性に傾いて、尿酸は結晶化してくるだろう。そして、結晶化した場合は尿酸値は下がるのではないか、と思う。

血液が酸性の状態では、カルシウムはイオンの状態であるはずだ。例えば尿管結石では、このカルシウムにリン酸やシュウ酸が結合して結石となる。
亜鉛含有酵素の中にアルカリホスファターゼという酵素がある。この酵素は血液がアルカリ性の時にリン酸化合物を加水分解するという。つまり、血液がアルカリ性の状態ではこの酵素が働くので、リン酸カルシウムは生じ得ないといえるように思われる。

「調整が利かない」ということの原因の一つに、栄養素を偏って摂り続けるということが考えられる。
同じカリウムの体内動態」の中に甲状腺ホルモンはNa/K ATPaseの数も上昇させる」と記されていたが、体内で亜鉛が増えすぎれば、このナトリウム・カリウムポンプも増えるだろう。そして、亜鉛甲状腺ホルモンの原料ともなる。多く摂れば甲状腺機能は促進され、ナトリウム・カリウムポンプも増え、ナトリウム・カリウムポンプの働きも活性化されるだろう。それによって、カリウムは細胞内に増える。このため甲状腺機能が亢進傾向にある体質では、心筋の働きも強く、ナトリウムが血液中に多く、血圧も高めであるはずだ。ただし、この時の血圧は上の血圧が高い、と思える。しかし、甲状腺機能が病的に亢進してくるとカリウムは体外に排出され、筋力も衰え、痩せてくる。代謝が高まるからだ。

水の電気分解で塩化ナトリウムを使ってはいけないかという質問への返信の中に、「水溶液中で電気分解されにくい硫酸イオンをもつ硫酸ナトリウムNa2SO4…ならば構いません」と書かれたものがあった。
夫は昔から玉ねぎが好きだった。玉ねぎの持つ硫黄化合物が細胞内に入り過ぎるカリウムを血液中に留め、体を少し酸性側に引き戻すのが良かったのだろう。
それが、甲状腺機能亢進症の薬を飲み続けて、アルカローシスからアシドーシスへと体質が真逆になっていたのだ。その上、ナイアシンの多い物を食べさせて心不全で入院した時には糖尿にもなっていた。
夫は無類の甘い物好きで、買って来たケーキを一度に2,3個食べるような人だった。私は、よくそんなふうに食べて糖尿病にならないものだと感心しながら呆れていたものだった。人間ドックなどで糖尿が問題になることは全くなかったのだ。
糖尿病も血液が酸性に傾くアシドーシスで発症してくる病気の中に入っている(『目でみるからだのメカニズム』)。最近は、キュウリの酢の物も美味しいと思えると言って、「歳を取ったからかなぁ?」等と言っていた。

食べ物の好き嫌いや、美味しく感じられるかどうかは、その人の体質や体調が決めているのだと思う。
昔は熱が出てもお粥など食べたがらない人だったのに、この前のクリスマス、ナトリウム不足で倒れた時、塩で調理した重湯を口にして美味しいと言っていた。しょっぱめの市販の味噌汁を飲んで、「あぁ、おいしいなぁ」と言っていたのだ。

もう、このへんでやめておこう。