風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

『医者が教える最強の栄養学』伊藤豊=著(ロング新書)

 ニコチンはアセチルコリン受容体に結びつく作用があります。アセチルコリンは脳の神経細胞や免疫細胞を活性化させ、意欲や快感にかかわるドーパミンや、中庸・調和のセロトニンを分泌するともいわれています。
 このようなことから、喫煙者にアルツハイマーパーキンソン病が少ないということもうなずけるのかもしれませんね。自殺率も少ないという報告もありました。(伊藤豊=著『最強の栄養学』より)

喫煙には結びつけていないが、これに関連したことは『心臓の力』にも記されている。

 産生されたアセチルコリンは、アセチルコリン貯蔵タンパクVAChTに貯えられ、細胞内を移動したあと、細胞外へ放出される。放出後は神経細胞であればニコチン受容体に、心筋細胞ならばムスカリン受容体にキャッチされることは前述した。(柿沼由彦=著『心臓の力』(講談社ブルーバックス)より抜粋引用)


本屋で見つけてちらちら立ち読みをしていた。買おうという決め手になったのが、以下の一節。

モリブデンは尿酸を生成するのに関わっているので、これが多すぎると痛風等の原因にもなります。
 栄養はバランスだと認識を新たにしましょう。(『最強の栄養学』)

栄養学の本などにもモリブデンが尿酸を生成するということは書かれてあるのだが、こんな風に書かれているものは初めて見た。どちらかというと尿酸の代謝のために必要だというように書かれていたりして、「う〜ん?」と思っていたのだった。
また、痛風に関しては別の箇所に次のようにも記されていた。

 例えば、「痛風」です。ビールが駄目、プリン体が駄目。そうではありません。アミノ酸が入っているつけもの、納豆を食べたって高尿酸血症になります。ストレスに水分不足も忘れてはなりません。(『最強の栄養学』)

納豆というのはモリブデン含有が高い食品なのである。プリン体という一つの栄養素ばかり見ていても駄目だということだ。


まだきちんと読んでいないのだが、極めつけはこれだ!

 高コレステロールで動脈の粥状変化で高血圧になり、最後に心筋梗塞脳卒中。食べすぎで糖尿病になり、腎障害に視力障害に末梢神経障害。
 これは、痴識を持った人の常識です。本当にそうなんでしょうか?

 今の世の中、みな、「医学は進歩した」と勘違いしていると思ってしまいます。最新の診断技術はたしかに進歩している。新薬もどんどん開発されています。でも、治らない。
 新薬も、移植もどんどん新しくなっています。将来の危険性のあるものが多くなっていることもたしかです。
 ワクチン、iPS細胞、バイオテクノロジーによる生物製剤があり、遺伝子組み換え食品、電磁波、放射能内部被曝等々あります。
(中略)
 移植も、最後の賭です。iPS細胞を用いたもので、すばらしいものです。でも、その作成方法に問題があります。移植した細胞が将来、がん化してしまう可能性があるのです。(略)
 新しい技術が進歩して、がん化されれば、抗がん剤というビジネスが生まれるのです。資本主義ってこういうものなのかもしれませんね。製薬会社、マスメディアを支配しているのはロックフェラー、ロスチャイルドです。これらに莫大な利益を生ませないようにするのは、真実を知り、自分で自分の健康を作るようにしなければならないと思っています。(伊藤豊=著『医者が教える最強の栄養学』(KKロングセラーズ)より抜粋引用)

また、この本は放射線対策についても触れている。
平成28年7月に出版された『病気にならないための新常識』を改題し、加筆して平成29年12月1日初版発行されたものである。
私が購入したのは、平成29年12月15日2刷発行のもの。平棚に並べられていたわけでもないのに、目に留まったのだった。




● ノー天気な10連休案 「へんてこ日記」
  ゴールデンウイークを10連休にする計画があるそうだ。
     (中略)
  何だか「生活に困った事のない金持ちの案」に見える。
  何故なら今や全労働人口の4割以上がパートなどの非正規雇用
     (中略)
  生活に困った事のない人には理解できないだろうが、
  「休み」=「休息」ではない人で日本は溢れてるのが現状なのだ。
  その上10連休なんてトンデモナイ話で、
  こういうノー天気な発想しかできない奴は、
  国政に関わる資格なんかない。(抜粋引用)