風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

抽象的思考の絵画化ーテンプル・グランディン著『自閉症の才能開発』より


● 『TPPと北海道五区の補選』と『0415 再稼働反対!首相官邸前抗議』
と、言うことで、今日も官邸前へ再稼働反対の抗議へ行ってきました。

徒にリスクを唱える気はありませんが、やはり地震国に原発、というのはムリがあると思います。その時々の震源の深さなんて誰にも判らないんですから。(抜粋引用)

春雷やヨブの聞きたる神の声

 成長過程の中で、私は理解方法の一つとして、抽象的考えを絵に転化することを学んだ。「平和」とか「正直」というような概念を、象徴的な形に結びつけて視覚化するのである。「平和」という意味については、鳩やアメリカ・インディアンのピース・パイプや、テレビ・ニュースで平和協定に署名している場面などを思い浮かべる。「正直」については、法廷で聖書に手を置いて宣誓する様子をその象徴とし、また、拾った財布を中身をそっくり持ち主に返したという新聞記事を、「正直な行為」の絵とした。
 「主の祈り」は、言葉を一つ一つ吟味するまで、少しも理解できていなくて、「力」や「栄え」は虹や電灯を思い浮かばせた。今でも「主の祈り」を聞くと、子供のころのイメージが飛び出してくる。「地にもなさしめ給え」の意味が、幼いころにはどういうことなのか分かっていなかった。そして今もはっきりしているわけではない。「will」は視覚化しにくい概念である。この言葉を考えるとき、私は神が雷を落としている様を想像する。…。「罪」という言葉は、無断出入禁止の黒とオレンジ色の立て札と同じに考えた。祈りの終わりに言う「アーメン」は完全なミステリーとしかいいようがない。どうして、最後にアーメンという名前の男性が出てくるのか、理解に苦しんだものである。(テンプル・グランディン著『自閉症の才能開発』「絵で考える/自閉症と視覚による思考」(学習研究社)より)

「will」について、欄外に「未来形の助詞」と訳者注が記されているが、これは「意志」ということだろう。この文脈から考えれば、「主の祈り」の「御心の天になるごとく」の「神の御心」「神の意志」という訳が適切だと思われる。「神の御心」、「神の意志」は視覚化しにくい概念である、と。

「アホ」を連呼した「おおさか維新の会」の足立康史衆院議員は、「うそはいいんですか?うそは。アホはダメなんですか?委員長、これ、理事会で検討してくださいよ」と言ったそうだが、そんな違いも分からないのか!と思う。「うそ」は、「嘘をついた」という事実を根拠としているから、いいんだよ!「アホ」はダメに決まってるだろ!民進党の党員の知能指数を合わせて平均でも取って「アホ」の証明できるとでも思ってるのか!
そんな違いも分からない人間を国会議員にしておいてはいけない。税金の無駄遣い!

地質学者さんのツイート(↓)