風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

朝の歌、午後の歌

風はらみ白きワイシャツ天使となりて今大空へ飛び立たんとす

今日の風、海へと誘ふ香り持つ 洗濯籠を空にし持てば




ゆふべみっつ咲いてゐたらし月見草
花落としし跡に花のかたちを残せり

空き地から貰って来たのが、あっと言う間に根を張って沢山花を咲かせて呉れてるんだけど、見られないので、家の中に持って来た。
これは本当は月見草でなくて小待宵草(コマツヨイグサ)らしい。
でも私は「ツキミソウ」と呼んで親しんできた。

月を見上げてまぁるくぽっとひらく花 黄色く淡い方が相応し

ゆふべひとつその前みつつ咲いたらし小待宵草紅残しゐる




うるうると夏の気配の満てる午後 土の色の器をうつす

うつわ好きで困る。必要に迫られてもいないのに欲しくなってついつい買ってしまって、これに合う料理を何か考えなくては、な〜んて思って考えている、本末転倒??
[[[[[

玉ねぎと茄子と椎茸を炒めて入れて、トマトを刻んでのせてオーブンで焼く。夕食で少し食べて、残ったのの上にモツァレラチーズをのせて冷たく冷やして明日の朝の分にしよう、と思ってモツァレラチーズを買いに出た。
[[




熟れ残る強き陽のなか踏み出せばキチキチキチとバッタが前を行く

踏み出せば羽を緑にバッタ飛ぶ

本物の俳人なら、「踏み出せば羽を緑にばつたかな」とでもするのかも? 


● 反知性主義とは何か(読書『知性とは何か』)と『0828 再稼働反対!首相官邸前抗議』&『戦争法案に反対する金曜国会前抗議行動』
ボクは原発に反対ですが、原発に反対している人でも色々な人がいます。例えば『福島の健康被害を事実以上に大げさに触れ回る』や…。福島の健康被害で言えば『リスクがあるかも』という話と『事実としての被害』は明らかに違います。証拠がはっきりしないのに、健康リスクの話をさも事実のように触れ回るのは単なる嘘つきでしかありません。そういうデマをまき散らす人たちは間接的に福島の人を傷つけているとさえ、ボクは思います。
(中略)
コトバによって反知性主義者の粗野な言説を乗り越え、彼らの暴言や暴力には心を強くして対抗する。時には彼らを公共圏から排除する力も必要で、これら様々な行為によって彼らを封じ込めるのだ、と言うのです。
この対処法で良いかどうかはボクはまだ確信が持てません。…。問題を解決するための第一歩として『定義』は重要です。…。
ボクは、反知性主義は排除することも説得することも困難だけど、排除すべきでもないと思います。民主主義の世の中では数の力は重要だからです。反知性主義の社会的影響力を削ぎつつ、包摂することが必要なんでしょう。

ということで、今週も官邸前+国会のダブルヘッダーへ。
今週 九州に上陸した台風で薩摩川内市も停電が起きたそうです。ところが鹿児島県によると『台風が来た時の原発事故は想定外』だそうです(笑)。鹿児島に年間何回、台風が来るんだよ(笑)。鹿児島県 台風時の原発事故は「想定外」  大規模停電で無責任体制露呈|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|ニュースサイト
(中略)
それから、強くなってきた小雨の中を国会前へ。
今日は最初に18歳の山梨の大学生がこんなことを話しました。
『ボクは昨年 安保法案が閣議決定した時、初めて政治に関心を持ちました。でも311を過ぎてもこの国では誰も政治に関心を持ってないんじゃないかとも思ったんです。でも官邸前で秘密保護法などで抗議している人たちを見て、自分が勉強不足だったことが判りました。自分よりちょっと上だけど同年代の人たちが自分の声を挙げているのを見て嬉しかった。政治の事を話すのがタブーみたいな雰囲気ってどう考えてもおかしいと思います。』(抜粋引用)
昨日は午後から凄い雨になったのでデモはサボろうかと思ったのだが、5時前に小降りになった気がしたので行くことにして歯を磨いた。と思ったら、また激しく降り出した感じだったのだけど、歯磨きしたから行くことにした。
私が関電前に行った時はいつもの男性が一人だけ。後から女性二人。だいぶ遅れて男性がもう一人、で5人だった。やはりお盆の頃というのは、遠くにいる子や孫達が帰って来たりして女性は忙しくなるんだろうな、と改めて思った。
行ってみて、こういう日こそ来るべきだった、と思った。
雨が激しくなると車もスピードを増すように感じる。早く家に帰らなきゃとか思うのかな?でも、歩道の前を流れる水量が増えるにつれて、水をはね飛ばさないように私達の前を通りすぎる時ちょっと迂回したり速度を落としたりして呉れているのが分かった。
行って良かったと思う。どしゃ降りの雨大好きだし(この場合の「し」は、「詩」)。
(ミルトス)