風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

明日、都知事選


宇都宮さんと心に決めている方、迷っている方に、「今、戦時の危機感を!」(舩橋淳氏)

都知事選挙の真の争点とは何か。それは、都政を通して、今の国がひっそりとかつ全力で向かっている戦争と原発再稼働に対して、強烈なNOを突きつけることである。

先日、金曜の国会前デモに訪れた細川氏、宇都宮氏それぞれにヤジが飛び交った。認めたくないが、脱原発派の亀裂が現れていた。また、小泉氏の首相時代のイラク派兵支持、規制緩和をあげつらい批判する人間も多くいる。現に私も決して評価していない。しかし、視野狭窄の批判合戦は体制派を利する自殺行為であることを私たちはもう一度確認するべきだ。ケンカしている場合じゃない。

脱原発反戦も、この都知事選の後もつづく長く苦しい闘いである。大げさでなく、この国の平和と生命が脅かされている今、内ゲバを大きく包み込んで一緒の方向に向かって歩んでいこうと励ましあう市民の声が一番求められている。三宅洋平氏が宇都宮陣営にも、細川陣営にも頻繁に通っていると聞く。その意図は痛いほどよくわかる。

どこか「お客様」然として政治は与えられるもの的な距離は一向に変わらず、投票率は低く、政治家を褒め上げては飽きたらコキ下ろすという悪循環から抜け出せない日本。
民主主義が民意を反映する本来の機能を失い、間接民主主義ですらない。無関心が生んだ民主主義の壊死状態といっても良いだろう。
そんななか、自民政権が公約にない特定秘密保護法憲法改正、徴兵制へとまっしぐらに向かっていると知り、これは「ヤバイ!!!!!」と感じる人々が増えてきている。

権力のウソを暴くためにその一生を捧げてきた反骨の写真家・福島菊次郎氏が、今はなんと小泉氏を支持するという衝撃の報を一昨日聞いた。小泉劇場をあれだけ痛烈に批判し、攻撃してきた福島氏が翻意するには相当の熟慮があっただろう。彼はそれだけ今の日本の状況に危機意識を持っているのだ。
舩橋淳氏のプロフィールについてはリンク先でご覧になってください。