風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

福島の林檎

福島から林檎が届いた。

福島は林檎の産地としてはあまり知られていないと思うが、甘みが強く、そのくせ肉質はきりっと引き締まっていて、好みはあるだろうけれど、林檎の中では一番ではないかと私は思う。
蜜柑はたった一個でも皮をむくとその香りは辺り一面飛び散って強く主張するが、林檎の香りはよくよく注意していないと分からないかもしれない。けれど、箱に入った林檎を狭い部屋の中に置いておくと、初冬の冷たい空気に広がって、部屋中が何とも言えず清々しい香りに包まれる。
そして色。紀州生まれの私は、木になる果実というと蜜柑や柿のようにみかん色のものしか見たことがなかった。初めて見たとき、赤い実が木になっているのは、なんてかわいらしいんだろうと思った。

こんな林檎のことを詠った素敵な詩を知らないので、拙い自分の歌を載せることにしよう。

遠き地の義父(ちち)と義母(はは)より一箱の林檎届きて清しき香り
[

[ NPO法人メダカのがっこう ]が、加入している農家の今年米の放射線量を測定したところ、福島のお米からも検出されなかったという。放射線量の高い田んぼであっても米には土中の放射線が取り込まれなかったということのようだ。
詳しくはこちらをご覧いただきたい。

http://medaka-yoko.seesaa.net/article/235611281.html