ちょうど掌にのるほどの大きさの手回しのピエロのオルゴールを持っていた。壊れて鳴らなくなってしまったので小樽のオルゴール屋さんに持っていったけど、作家物で特殊だから直すことが出来ないと言われた。「でも、今はもう作られていない貴重な物だから大事に持っておられると良いですよ」と。
他の方のブログを拝見していて、このオルゴールのことを思いだし、そう言えば引っ越ししてから見ていないと、あちこち探してみたが見当たらない。娘の所に持っていったのかと思って尋ねると、「お母さんが捨てていくって言ってたから、私は写真に撮って保存したんだよ」と言う。「えぇー！記憶にない」 ガラクタばかりの引っ越し荷物を目の前にして魔がさしたか、壊れた物にいつまでも未練がましくしがみついてる自分に嫌気がさしたか、それにしても他のガラクタはいっぱい持ってきているというのに・・。
手回しのオルゴール春のてのひらに
