最後の祈り会でしたこの説教を読み返していた。
しばらく前に、山上の説教の中に「苦しむ人」について語られていただろうか?と思い、新しい訳の聖書も見てみたが、なかった。しかし、新しい訳の詩編では、「苦しむ人を」と訳されていると言っている。
主はご自分の民を喜びとし、苦しむ人を救いによって輝かせる。(詩編149:4 聖書協会共同訳)
山上の説教は昔から、聴いても聴いても分からないと思っていた。
なぜ、貧しい人が幸いなのか?
なぜ、悲しむ人が幸いなのか?
理解できない、と。
「苦しむ人を救う」と言っているのではなくて、「救いによって輝かせる」と言っているんだ。