夫が居なくなって、分かったことがあった。
リビングのドアがなんだかきちんと閉まらないと家族みんなで言っていた。
換気扇を回していると空気が吸い込まれるせいかしら?とか、エアコンのせいかしら?とか、教会との間の重いドアを閉めると風圧で開いてしまうのかしら?等と。
夫が家に居なくなってから、分かった!
居なくなるとありがたみが本当に分かる。
夫が倒れてから一週間くらいの頃だったか?買って下さいと言わんばかりにスーパーにオイルサーディンが並べられていた。無性に食べたくなって、後先を考えずに買ってきた。しかし開けようとしても頑として開かない。
人の役に立って喜ばれることの好きな人だった。「お〜い、今こそこの蓋を開ければ私から感謝されるよ、病院で寝てないで起きてこなくちゃ!」と思ったが、家に居て開けてくれてもそれほど感謝もしなかったか?そんなもんだよね〜。
それで日曜の礼拝後に教会の青年に、開けて頂いた。オイルがこぼれてオイルまみれになってしまって・・。でも、こぼれた所をササッと拭いて、あっという間にこんな張り紙をしてくれている。
夫が寝たきりで病院に居るというのに、豆が転がり落ちたというだけで笑い転げているのは=私。
豆が転がり落ちて笑い転げている動画はこちら↓。
「休業中のアロマセラピスト良香さんの日常」より、「春の食卓」。
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