風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

歌 −(讃美歌191と讃美歌21−127)

昼には、主が恵みを施し、夜には、その歌が私とともにあります。私のいのち、神への、祈りが。(詩篇42:8)


讃美歌191
3 数多(さわ)のあらそい み民をさき
  世人(よびと)そしりて 悩むれども
  神はたえざる祈りをきき
  涙にかえて歌をたまわん
4 世にのこる民 去りし民と
  共にまじわり 神を仰ぎ
  とわのやすき 待ちのぞみて
  君の来ますを せつに祈る


昔から歌われている讃美歌の歌詞にふと目を留めて驚くことがある。
何度も歌ってきた讃美歌だけど、改めて目を瞠らされることがある。
「涙にかえて歌をたまわん」− 歌というものは苦難の中から生まれてくるものなのだろうか。否、苦難の中で、神が、涙を歌に変えてくださるのだ。
「世にのこる民 去りし民と共にまじわり神を仰ぎ」− 亡くなった人が生きているのだ。亡くなってしまった、居なくなってしまったと思っていた人々と共に神を仰ぎ讃美しているのだ、私達は。




讃美歌21−127
2 求める人には 主は耳傾け
  畏れる人には み守り与える
  主を仰ぐ人は 苦難の中にも
  喜びを歌う

「苦難の中にも喜びを歌う」− 私には、出来ないことだ、今は、まだ・・。


ハンナは祈って言った。「主にあってわたしの心は喜び 主にあってわたしは角を高く上げる。わたしは敵に対して口を大きく開き 御救いを喜び祝う。聖なる方は主のみ。あなたと並ぶ者はだれもいない。岩と頼むのはわたしたちの神のみ。(サムエル記上2:1~2)

苦難の中から主を呼ぶと主はわたしに答えてくださった。(詩篇120:1)
苦難の中から主を呼び求め わたしの神を呼び求めると その声は神殿に響き 叫びは御耳に届く。(サムエル記下22:7)