風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

三陸の海岸線に作られようとしている巨大防潮堤と福島原発汚染水流出

しばらく前にはてなのブックマークに入れた四丁目でCAN蛙さんの京都大学文学部第3講義室へ」で取り上げられていたのは、「東日本震災後の復興の今を語る」というシンポジウムについてだった。
今、三陸リアスの海岸線に巨大防潮堤を作る計画が推し進められようとしているということだ。「森は海の恋人緊急支援の会」代表の田中克氏は、「被災された住民の意思を全く無視したものであり、豊穣の海三陸の未来に大きな禍根を残すことは明白だ」と、三陸の漁業関係者達と共に防潮堤を作ることに反対しておられる。
この記事を読んで私は、これは、三陸の人々を津波から守るためという名目で土木建設業界へ仕事をまわし次の選挙でも票を得ようとする利権構造の中に置かれていると思ったのだった。詳しくはこちらから、
   ↓
http://d.hatena.ne.jp/cangael/20130722/1374499287


今朝の新聞に、福島第一原発の放射性汚染水流出問題で、データの最終取りまとめが終えられた日にちの把握が東電本社と東電福島復興本社との間で食い違っているという記事が載っていた。このことについて、へんてこ日記のへんてこさんが面白い形のキュウリの写真と一緒に以下のように書いておられた。

大変と言えば、福島原発の汚染水。
東電は「海への流失はない」「解らない」と言い張ってきた。

が、参院選が終わった昨日、初めて流出を認めた。

東電は、自民党との連携で選挙中はバックレ、
選挙が終わって自民党が圧勝した途端、海への流出を認めた訳だ。
へんてこさんはその前の日記で、「安倍政権、武器輸出に新指針検討 禁輸三原則「撤廃」も」のニュース記事もリンクして、次のように書いておられる。

「自民圧勝」で、予想通り「戦争への道」が始まった。
選挙前には一切言わず、選挙翌日に動き出すやり口は、
自民党の「いつもの手口」だ。

上の記事は「武器輸出」で利権を貪る話だけど、
自衛隊国防軍として位置づけ直し、
集団的自衛権」の拡大解釈で、戦闘地域への参戦どころか、
「先制攻撃」すら「自衛の為」と、可能にする。

「戦争に行かない奴は死刑」で、
政治屋は命令だけで戦地には行かないから、死ぬのはド庶民だけだ。

いつの間にか政府批判は犯罪になり、「国賊」や「非国民」と言われ、
まるで戦前のような「天皇主権」で、「天皇=神」を強制される時代がくる。