有名な国立大学を出た人でも、生きる希望を持てないでいる人がいる。
家族もなく仕事もなく、自分を必要としてくれる人がいない。自分だけが世界の中で取り残されているようだ、と言う。何をしても生きていくと思わせてくれるものが自分の中には何もない、と言う。
学歴や頭が良いということからは、生きる気力は生まれてこないのだ、と思う。
どうしたら、この人の心の中に生きる希望が生まれてくるのだろうと、話を聞きながら、私は思う。
主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。(エレミヤ書29:11)