風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

原発と地球温暖化とゴミ問題

じやぐじやぐと牛乳パツク切り開く 愛はここにありやなしやと

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広瀬立成=著『物理学者、ゴミと闘う』(講談社新書)、この本は娘の大学入試の課題図書としてあげられていたものだ。娘はこの本を選んで感想文を提出し面接に臨んだのだった。その折りゴミ問題には少なからず関心があったので、私も娘の後に読んだ。驚きの内容だった。その後この本との関連で槌田敦=著『環境保護運動はどこが間違っているのか?』(宝島社新書)を読んでますます驚いた。ゴミ問題が思わぬところへ繋がっていたからだ。

結論を言わなくてはいけない。地球を温暖化から守るためと称して、私たちがゴミ問題に取り組まされているのは原子力発電を推進するためだったというのだ。

私たちは民主主義の世の中で、自由に考え決断していると思い込んでいる。しかし、私たちの気付かないところで知らず知らずに大きな組織の思うままに動かされているということがあるのだと思う。それは、とても恐ろしいことだ。

この本を読んだ後、周りの人たちに話したいと思ったが、周りは皆エコ活動に熱心で話せるような状況ではなかった。そうして、今年、大地震の被害で原発の問題が私たちに大きくのしかかってきた。今こそ、話さなければと思いながら、それでもこの半年この本の紹介をしないまま過ごしてきた。

最後に、環境保護運動はどこが間違っているのか?』の目次から引用しよう。
[第七章]
間違っていること⑤炭酸ガスが増えると地球は温暖化する
炭酸ガスによる地球温暖化説には政治がらみのインチキがある!
地球温暖化をアピールする原子力産業
◎温暖化で海面が上昇するという嘘
◎環境問題という国際政治のゲーム
炭酸ガスが増えても誰も困らない
◎ほんとうの問題は異常気象