風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2011-10-19から1日間の記事一覧

古語で1

文語にて歌を詠みゐてふと思ふ むかしびととの深き断絶昔の言葉で歌を作りながら、もうほとんど、これは私たちの言葉とは全く違うと思うことがある。 難しさは色々あるが、一番難しいと思うのは、過去の助動詞「き」ではないかと思う。何か馴染んでいて頻繁…

古語で2

こんな歌を作った。夢に見き 誠之介が傘下に微笑みてのちゆっくり消えたここは、完了の「ぬ」を使うべきなのかも知れない。でも、カ行の切れの良さが欲しかったので「見き」とした。誠之介は明治44年に処刑された人物なので、その人物が夢から消えると同時…