風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

アトピーとの闘い献立編(色々まとめなくてはと思っていること、例えばナッツ類について)と、新しく発表されたアレルギー研究について思うこと

世の中のことに振り回されて献立を考えることに集中できないで適当な食事を摂っていると、娘の皮膚の状態はたちまち後退する。それでも悪くなったり良くなったりしながら最近はまあまあの状態だが・・。

色々調べて、まとめて、頭の中を整理しなくてはと思っていることが山ほどある。例えば、その一つがナッツ類。カシューナッツとか亜鉛が多いようなのでしばらくナッツ類はひかえなくてはと思っているところに、ネットで、「銅が不足している場合はサプリメントで摂らなくてもナッツを食べていれば良い」というような記述を見つけて、これはきちんと亜鉛と銅の割合を調べて見る必要があると思い、計算だけしておいたのだった。すると意外にナッツ類は亜鉛との割合で考えると銅を摂取するために良い食材であることが解ったのだった。けれど、ナッツによってそれぞれ他の栄養素の含有が違ってくるので、一覧表にしなくてはと思いながら放ったままになっていた。それで今回まとめてみた。


この表から、皮膚を造るために一番良いのはナイアシン量の多いピーナッツであることが解る。そこで、パンに塗って食べるようにピーナッツ・バターを常備することにした。例えば、納豆を乗せたパンを食べるときにもう一枚、あるいはもう半枚をピーナッツ・バターを塗って食べるようにする。納豆にはナイアシンが少ないので、皮膚を造る場合はこの組み合わせは良いように思う。
ただ、ピーナッツ・バターには脱脂粉乳を使っているものもあるので、原材料を良く見て購入しなくてはいけない。脱脂粉乳亜鉛を多く含有している。

アーモンドもビタミンB2が多いので皮膚には良いかも知れない。ただ、ナイアシン量はそれほどでないのでピーナッツと合わせて摂るのが良いように思う。

銅の値だけ見るとカシューナッツが最も多いのだが、ナイアシン量が少ないのとパントテン酸値が高いので、逆に亜鉛が損なわれる可能性が出てくる。亜鉛ナイアシンと共に皮膚の表皮を造る。

又、次に銅が多いのはひまわりだが、ひまわりはビタミンB6も多いので皮膚にも良いように思うが、アドレナリンなどの神経伝達物質に使われる可能性もあるように思う。

亜鉛によって銅が損なわれないという点だけを考えれば、亜鉛と銅の割合が2:1で同じく銅を損なうマンガンが含まれないピスタチオ・ナッツとマカダミア・ナッツが一番良いように思う。

ピスタチオ・ナッツはナイアシン量が少なくビタミンB6が多いので、精神的に元気のない時に摂るのに良いのではないだろうか。元気の出る神経伝達物質を造ってくれそうに思う(実際にはどうか保証はできないけど・・)。

マカダミア・ナッツは全体的に含有量は少ないのだが、鉄と亜鉛の量を見た時に鉄の方が多く、亜鉛によって鉄や銅が損なわれることがないので鉄欠乏性貧血の時にはマカダミア・ナッツを摂ると良さそうに思える。

これまでナッツは、カルシウム過多の時にマグネシウムを摂取するために食べていたのだが、銅をとるためにも有益だということが解った。銅というのは沢山摂ると問題が起きやすい栄養素なんだろうなと思う。だから食物には微量にしか含まれていないのだろう。だから摂りすぎにも気をつけなければいけないだろう。



娘に亜鉛の少ない食事(例えばこの写真のような)を摂らせていた時に、体質が異なると思える夫には亜鉛不足にならないように献立を考えていた。そうした頃のお昼に夫に切り干し大根の酢の物を出して食べ始めるとしばらくして、「急にふらふらしてきた」と言い始めた。「めまい?貧血?そんな感じ。食べ始めるまでは何ともなかったのに」と・・?「ちょっと待った!その酢の物食べるの止めて!」と私。けれど、「酢の物は体にいいんでしょ」と私の制止を振り切り結局全部食べて、食後しばらく横になるはめに・・。つまり、亜鉛不足にならないようにと亜鉛過多の食事を摂らせていた上に亜鉛の吸収を促進するようにわざわざ酢の物にして切り干し大根を食べさせたために銅と鉄が急激に損なわれて一過性の貧血状態になったのだ。しかも一緒に入れたシソには、やはり鉄や銅を損なうマンガンが多く含まれていた。娘にはこの時、ナイアシンの多い豚ロース肉と組ませて煮物にした切り干し大根を食べさせていた。


この時は、後で夫に、マカダミア・ナッツを食べさせた。



ところで、免疫に関する新しい研究発表をツイートしていた方がいて、それを見ていてとても興味深いと思った。難しい内容なので充分に理解できてはいないかも知れないのだが、やはりこれらの研究を見て、私は、亜鉛が免疫反応の陰の立役者なのではないかと考える。以下に二つリンクする。


1 T細胞活性制御のしくみ

2 アレルギー・自己免疫疾患制御への取り組み 

亜鉛はTリンパ球を育てる胸腺を造る栄養素であり、たんぱく質の合成にも深く関わる。マクロファージの活動についても亜鉛は関わっているだろうと思って検索をかけて、以下のようなサイトも見つけた。

● ラット腹腔滲出細胞の免疫応答調節における亜鉛の寄与 

つまり、亜鉛を過剰摂取することで免疫反応が暴走するが、その暴走を収束へと向かわせるためにも亜鉛は必要だと言えるようだ。



● 『お盆明けの幽霊』と『特定秘密保護法のパブコメ』:★0822 再稼働反対!首相官邸前抗議!
ここでステップ2『国民は反対するけど、すぐ忘れる』になっちゃうと、それこそ奴らの思うつぼだ。パブコメの内容は3つ、法律の『運用』と『運用の適正化』、そして『内閣府の組織改正』に関するもの。運用の資料は100ページもあるし流し読みしても正直よくわかんなかった(笑)。だが運用の適正を判断する審査機能が内閣及び内閣府にあるのはどう考えてもおかしい。行政のチェックをどうして行政がやるんだよ(怒)!そんなの泥棒に泥棒の番をさせるのと一緒だろうって。チェックするのは最高裁もしくは国会だろう。(『特定秘密保護法パブコメ』(24日締切)について抜粋引用)
高1から高2になる春の選抜に母校の野球部が甲子園に行って、小学校の頃に同じクラスだった子が捕手で出場したりなんかして、学校上げてバスを借り切ってみんな応援に出掛けて行ったんだけど、生まれつきへそ曲がりだった私は応援にも行かなければ、テレビも見なかったので、この記事の中のSPYBOYさんの感じ方にはとても共感できる。(ミルトス)