風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

「激震STAP細胞」(新聞記事)から気になったところを抜粋

「激震STAP細胞 上」真偽確認これから 3/15(土)

 論文の著者の一人、丹羽仁史理研プロジェクトリーダーは14日、毎日新聞の取材に、今回の騒動を謝罪した上で、今後、自身が中心となって検証実験に取り組む意向を明らかにした。会見では実験に使ったSTAP細胞ES細胞が混入した可能性も指摘されたが、「ES細胞の混入では胎盤はできず、新しい細胞があることを示している。論文の不備には科学者としての責任を痛感しているが、科学的な現象は別に考えてほしい」と強調した。
 論文のずさんさは理研外の研究者による検証にも影響を与えそうだ。国内のある再生医療研究者は、当初はiPS細胞からSTAP細胞に切り替えることも検討しようと考え、再現実験に取り組み、細胞の変化を確認したという。だが、今はこう言う。「あまりに論文の問題が多い。最近は実験に取り組むメンバーのやる気が下がっている」


「激震STAP細胞 中」理研の勇み足 予算獲得へ過剰演出 3/16(日)

限られた科学技術予算を全国の研究機関が奪い合う中、「目立つ成果」は必須だ。理研経験者は言う。「理研は、組織として得か損かを基準に動く。膨大な予算獲得につながる成果と考えたのではないか」


「激震STAP細胞 下」不正疑惑の指摘 ネット先行 3/17(月)

 2月5日。世界を驚かせたSTAP細胞の論文発表から1週間後、科学者向けの海外の論文検証サイト「pubpeer(パブピア)」に1枚の画像が匿名で投稿された。STAP細胞論文に掲載された細胞の遺伝子に関する画像の明るさを変えたもので、切り張りしたような不自然な跡がくっきり浮かんでいた。
・・。
 国内では2月13日、匿名のブログでパブピアの指摘が紹介され、他の画像使い回しの疑いも含めツイッターなどで情報が広がった。
(中略)
 ネットには裏付けのない虚偽の情報もあり、うのみにすると「魔女狩り」になる恐れもある。