2014-02-11 思い出の雪国の・・ 短歌らしきもの 札幌にて 壺中の菜の花の黄の昇りゆく雪の止みたる朝の陽差しに人去りし白き堂にてさくらばな薄紅色にしづもりて咲くゲーテだったかシュタイナーだったかの『色彩の本質』に、青は内側へ収斂していく色であり、黄色は外へ広がっていく色であるというようなことが書かれてあったと記憶している。だから、二重の円の内側に黄色を塗り外側に青い色を塗ると、閉じ込められたように感じて、不自然に思える、と。あぁ、シュタイナー教育の本だったかな、やはり。 青は昔から大好きな色だ。深い青、濃紺。