風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2013年12月29日のツイート


孤立
 第二の理由は、もっと深刻で日本人の特異な宗教性に根ざしているのではないかと思う。「イワシの頭も信心から」というのが日本人の宗教性である。つまり、信心は拝む対象が何であるかではなく、拝む心が大事なんだという主観的な宗教性である。この宗教性からいえば、「本来、靖国神社が追悼施設でなく、国民の戦意高揚のための軍の施設であったとしても、そこに戦没者が祀られ、首相も遺族も『戦没者を追悼する気持ち』で参拝するのだから、何が悪いのか。」ということになるだろう。
 実際、安倍首相は今回の参拝にあたって談話を発表している。そこでは「日本のために尊い命を犠牲にされたご英霊に対し、尊崇の念を表し、み霊安らかなれと手を合わせた。」「不戦の誓いをした。」「二度と戦争の惨禍の中で人々が苦しむことが無い時代を創っていくとの決意をお伝えするために参拝した」と言っている。
 しかし、信じる気持ち以前に、信じる対象がなんであるかのほうがはるかに大事であるということが常識である世界の人々には、決して理解されないであろう。<戦意高揚のための施設で、不戦の誓いをしたのだ>というのは、たとえば「ボクは学校休んで遊園地に行きましたが。遊んでません。心の中で数学の公式を繰り返して唱えて勉強をしていました。」というふうな強弁と同類としか聞こえない。(抜粋)

英歌手スーザン・ボイルさん、アスペルガー症候群を告白
ボイルさんは同紙のインタビューで、・・自身の症状はもっと深刻ではないかとの疑問があり、スコットランドの専門医を受診したと告白。アスペルガー症候群と診断されたことで、「何が問題なのかをはっきり理解できたのでホッとして、少し気が楽になった」と打ち明けた。
診断の事実を公表したのは、自分のことを理解して接してもらうためと説明し、「・・周りに支えてくれる人たちがいれば大丈夫」と語った。