この春うまれて育ったらしい仔猫がいたので近寄ると、凄まじい身軽さで建物のかげに逃げて、こちらをうかがっている。
そこで、行ってしまったふりをして仔猫の視線から外れ、もう一度戻ってみると、居た居た、薄茶のしっぽを体にスイっと巻き付けてすわっていた。
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でも、私が写真を一枚撮ったところで、こちらがあっと思う間に逃げて建物の向こうから覗いている。
しかし君!ネコ君?ネコちゃん?そこはホワイトチャペル、うちの建物なのだよ。
こちらは、穴を掘るネコ。
私から隠れようとして穴を掘っている。
でも、コンクリートに穴は掘れないよ。
睨んでる!
睨みながら自転車の方へ。
ちょっと無視しているふり。
自転車の下に寝そべって安心したか?
でもまだ睨んでるな!
猫祐は、この後また姿を見せなくなった。
いったいどこへ行ったのやら。
今日の午後はうちの庭に鈴をつけたネコがやって来た。
ネコがたくさんいる地域だな、この辺り。