2014-05-28から1日間の記事一覧
その辻に人消えしまま春夕べどこか暗い花をくぐれば海への道 悲しみはより深い悲しみのなかで癒される夏原の色やや褪めて海の音ほめし亡くほめられしも亡く夏の墓 (上田薫=著『林間抄残光』(黎明書房)より)俳句を作ろうとする時に、自分の心情にぴった…
その辻に人消えしまま春夕べどこか暗い花をくぐれば海への道 悲しみはより深い悲しみのなかで癒される夏原の色やや褪めて海の音ほめし亡くほめられしも亡く夏の墓 (上田薫=著『林間抄残光』(黎明書房)より)俳句を作ろうとする時に、自分の心情にぴった…