花の季(とき)過ぎて葉裏に静まれり てのひらに毛虫這はせて子の帰る緑組む毛虫の繭におどろきぬ蛾となりて放ちし後の硝子壜 娘の通っていた保育園の庭には桜の木がいっぱいあった。 ある時迎えに行くと、掌に毛虫を這わせながら「持って帰って、飼う」と言…
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