風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2011-10-24から1日間の記事一覧

燈色(とういろ)の花

雪国ゆ蜜柑の国に帰り来て木犀の花咲く頃となる 花好きの老いたる母の喜びし燈色の花木犀ひらく りんりんとかすかな風に身ふるはせ金の鈴鳴る鈴の音こぼる うつむきて路ゆきをれば足下に燈色の花 大空見上ぐ 木犀のかをり途絶へて足元に花敷き詰めぬ 秋移り…

欠落は

欠落は大いなる欠け 咲ける花まだ降り止まず枝にしあれば 木犀の金の四瓣はヴィーナスの四方に撒ける天なるひかり風に身をふるはせて鳴る MOKUSEI は全きものにあるべし永久に[[[