雪国ゆ蜜柑の国に帰り来て木犀の花咲く頃となる 花好きの老いたる母の喜びし燈色の花木犀ひらく りんりんとかすかな風に身ふるはせ金の鈴鳴る鈴の音こぼる うつむきて路ゆきをれば足下に燈色の花 大空見上ぐ 木犀のかをり途絶へて足元に花敷き詰めぬ 秋移り…
欠落は大いなる欠け 咲ける花まだ降り止まず枝にしあれば 木犀の金の四瓣はヴィーナスの四方に撒ける天なるひかり風に身をふるはせて鳴る MOKUSEI は全きものにあるべし永久に[[[
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